保育施設の事例
施設名: 保育園
保護者が子供の体調不良より仕事を優先する事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
子どもが発熱したが、保護者が仕事を優先しようとした。
子どもの体調が最優先であることを伝えた。
仕事が休めないという気持ちも受け止めながら、子どもの体調不良には早めの対応が大切なことを保護者に伝えることが重要。
トラブルが起きた背景
2歳の園児が午睡中に発熱してしまいました。
園の基準では38℃がお迎えをお願いする目安になっています。
保護者の職場へ連絡を入れたところ「しばらく帰れない。」との返答がありましたが、こちらでは体調不良のままでは預かれない旨を伝え、都合がついたらお迎えをお願いしました。
2時間後にお迎えに来られたので状況を詳しく伝えていたところ「明日は休めないから連れてきていいですよね?」との要望がありました。
しっかり熱も下がり、食欲も水分補給もしっかり出来ることが大切だとお伝えしましたが「仕事休めないから無理」との返事でした。
自分の子供なのにまずは体調が心配じゃないのかな、と心の中では葛藤しながらの保護者対応が繰り返されます。
対応者の中での対応
保育士としてはまず子供の体調、子供の命が大切ということを保護者にわかってもらうため、真剣に伝えた点は良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保育園で子供達が毎日元気に過ごして元気に家へ帰るのが当たり前ですが、園で体調不良になったときの保護者とのやりとりはとても神経を使います。
保護者の仕事が休めないという気持ちも受け止めながら、子供の命の大切さ、乳幼児は特に体調が悪化するとすぐ入院になるほど繊細なので早めの対応が大切なことを保護者にお伝えすることが大切だと思います。
何よりも子供達の命を大切にしたいという気持ちを常に持ち続けながら保護者と対応していくと信頼関係も築いていけると思います。