保育施設の事例

施設名: 保育園

園児が午睡中に泡を吹き痙攣を始めた事例

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男の子

事例・対処法の要点まとめ

園児が午睡中に泡を吹き痙攣を始めた

気道の確保、痙攣時間の計測の指示を冷静に行った。緊急事態と判断し、先に救急車を呼んだ

落ち着いて行動し、子供の安全を確保する。予想外の事態に備えて日々保育する

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トラブルが起きた背景

保育室での午睡中にDくんが泡を吹いて痙攣を始めました。

私と後輩がその場に居り後輩が気付き私に報告しました。

異常事態の為、不安感を他の子に伝播しないように落ち着くことを伝え、気道を確保するため顔を横にし締め付けている衣服があれば緩め、痙攣時間を測ることの指示を行い、私は園長に報告し119番通報をして救急車を要請

その後保護者に連絡を行いました。

病院などにかかる場合、マニュアルでは先に保護者に連絡だが一刻を争うので優先順位を変更しました。

救急車が到着するまでの10分あまりの時間に痙攣は治まり検温を行ったが熱はありませんでした。

熱がないこと、Dくんに熱性痙攣の既往が無いことを救急隊員に伝えて搬送されました。

その後、精密検査が行われ、てんかんの可能性があるとのことでその後の保育園生活での様子を注視していました。

対応者の中での対応

自身が落ち着けたこと、気道の確保、時間の計測などの指示が行えたこと、良い意味でのマニュアル逸脱を行ったことが良かった点だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

痙攣などの様子を初めて見たときは非常に驚き恐怖心すら湧くと思いますが、何より先ずは落ち着いて行動し、子供の生命の安全の確保と保育者の不安感を周囲の子供に伝播させないことが大切かと思います。

そして常に予想外の事態が起こるかもしれないということを念頭に置いて保育にあたることも大切だと思われます。

看護師が居る園であれば園内研修などを行い熱性痙攣を始めとした子供の病気などの対処法を学び、実習を行うことも大切です。

また、今回は熱を伴わない痙攣で危険度が高かったです。

マニュアルは大切ですが、マニュアルに囚われすぎず子供の生命を第一に考えて行動することも大切です。

そして職員間の連携も非常に大切なので、普段の保育からしっかりと連携や信頼関係を深めたほうがいいと思います。

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