保育施設の事例

施設名: 保育園

園児が給食を食べない事例

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女の子

事例・対処法の要点まとめ

園児が給食を食べない。

Kちゃんの食べたくない気持ちをまずは受け止め、安心できるところで少しでも食事に気持ちが向けばとその場で食べられるようにしたところは良かったのではと思うが、何とか食べさせたいという思いが強く、声掛けにも焦りが出ていたところが悪かったのではと感じる。

保育士は子供の発達や幸せを願い、どうにかしなければならない!と思いがちです。保育士として願いを持つことはとても素敵なこと、大切なことですが、大人の思いが強すぎると子供の願いを置いてきぼりにしてしまうこともあります。特に食事・睡眠は子供たちにとってとても繊細な部分なので、一口でも食べてほしいな、少しでも寝てほしいなという願いは一旦置いておいて「1食くらい食べなくても大丈夫!」と思える余裕が必要かなと思います。またその日に達成しようと考えずにもう少し長い期間で見てあげるのもいいかなと思います。

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トラブルが起きた背景

保育園での生活に慣れて全体的に落ち着き始める5月後半。友達が楽しそうに遊ぶ中で、体調を崩して休みがちだったKちゃんはまだ園での生活に慣れず部屋を飛び出していくことも多かった。2歳年上の姉の存在を心の支えにしており、給食の時間になっても姉のいる2階に繋がる階段の前から動かなかったKちゃん。好きなものを聞いてみたり階段前にテーブルと給食を持ってきてみたりと色々試してみると、テーブルの前には座りやり取りはするものの食べず結局その日は給食を一口も食べることができなかった。

対応者の中での対応

Kちゃんの食べたくない気持ちをまずは受け止め、安心できるところで少しでも食事に気持ちが向けばとその場で食べられるようにしたところは良かったのではと思うが、何とか食べさせたいという思いが強く、声掛けにも焦りが出ていたところが悪かったのではと感じる。

今後同じ事例が起きた時の対処法

保育士は子供の発達や幸せを願い、どうにかしなければならない!と思いがちです。保育士として願いを持つことはとても素敵なこと、大切なことですが、大人の思いが強すぎると子供の願いを置いてきぼりにしてしまうこともあります。特に食事・睡眠は子供たちにとってとても繊細な部分なので、一口でも食べてほしいな、少しでも寝てほしいなという願いは一旦置いておいて「1食くらい食べなくても大丈夫!」と思える余裕が必要かなと思います。またその日に達成しようと考えずにもう少し長い期間で見てあげるのもいいかなと思います。

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