保育施設の事例
施設名: 幼稚園
園児が転び痛みを訴えたが保育士が骨折に気付かなかった事例
対応者
対応者 幼稚園教諭/男性
お相手
性別 女の子
事例・対処法の要点まとめ
園児が転び痛みを訴えたが保育士が骨折に気付かなかった
神経質な本児であったため、転んだだけと思い込んでしまった
少しの怪我でも、必ず保護者には説明と謝罪を伝えるようにしていきたい
トラブルが起きた背景
私は幼稚園で働いていており、年長の担任でした。
9月の運動会の練習も本格的になっている時期です。
Kちゃんは跳び箱の練習をしていて、飛び終わった際に転倒。
肘が痛いのと泣いていたが、外傷もなく「大丈夫だよ!」と特に何もしませんでした。
少し神経質なこともある本児、気のせいだとたかを括っていました。
帰りは何事もなかったかのように帰っていきましたが、一応保護者には転倒したことは伝えておきました。
しかし次の日怒りの電話がありました。
なんと骨折が判明。
痛くて夜泣きをしたとのことでした。
丁寧に事情を話し謝罪したところ理解をしてくださりギプスで登園、補助をしながら保育をしました。
対応者の中での対応
良かった点:
少しの怪我でも保護者に伝えたこと。
自分の非を認め丁寧に説明し謝罪をしていった点。
悪かった点:
思い込みがあった。
神経質な本児であったため、転んだだけと思い込んでしまった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
少しの怪我でも、必ず保護者には説明と謝罪を伝えるようにしていきたいです。
更に、冷やすなど応急処置もします。
子供の訴えを真摯に受け止め、対応していかなければいけません。
起こした事故や怪我は仕方がないので、今後どうしていくか保護者への対応などを説明、反省して次に活かせるようにしていきます。
運動会では、怪我をした子も動いて遊べる競技に変更したり、他の職員にフォローをお願いしたりして怪我をさせてしまった子に対しての精一杯の対応をしていけると良いと思っています。