保育施設の事例
施設名: その他
コミュニケーションを取るのが難しい園児事例
対応者
対応者 保育補助者
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女の子
事例・対処法の要点まとめ
コミュニケーションを取るのが難しい園児
園児の気持ちを考えながら、褒めたり諭したりと根気強く接した
親子関係を把握した上で、子供の個性を尊重しながら多様なアプローチを試みる
トラブルが起きた背景
着替えたりお手洗いに行く時間帯で、1ルームしかない室内でSちゃんがおむつを替えるタイミングで何かを嫌がっていました。
Sちゃんはその頃イヤイヤ期ではなく、家庭内で問題があり、他の2歳児に比べてコミュニケーションを取るのが難しい子でした。
何を、何故嫌がっているのか当時の私も周りの職員もわからず、根気強く褒めたり諭したり、あえて他の子に構ってみたりして時が解決したような形でした。
対応者の中での対応
Sちゃんの側に立ち思考し根気強く接したことは良かった点だと思います。
しかし、以前からコミュニケーションに問題がある子ということは職員共通の認識でした。
家庭の問題を園内で補うというとおこがましいかと思いますが、家庭内で不足している分、多くの語彙で話しかけ、Sちゃんが取りやすいコミュニケーションを模索する必要があったと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
その子の自己肯定感を下げないような内容で、思いついたアプローチを片っ端から試してみるのは良いことだと思います。
非認可保育園で認可保育園よりも多くの子供を同時に見ないといけないとはいえ、当たり前にそれぞれに一人の人間としての個性があります。
そういったことを日頃から意識してみて問題が起きた際に対応できるよう、落ち着いている時に対応のパターンを複数考えておくのも一つの手段だと思いました。
また、初めの頃は右も左もわからず子供のことを考えるだけで精一杯でしたが、何よりも親子関係を一番に把握した上で、子供のことを理解してあげることが大切だったと今では反省しております。