保育施設の事例

施設名: 保育園

保護者が保育園で預かりNGな薬を飲ませるよう頼んだ事例

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

保護者が保育園で預かりNGな薬を飲ませるよう頼んだ。

当時S様は離婚をされてシングルでの職場復帰と育児を両立されたばかりだった。 その背景もあり私の配慮不足を反省した。 その日はS様とまともにお話をできる状態ではなかったため、まずはS様を傷つけてしまったことへの心のケアを最優先に考えて、次の日の朝一番にS様登園時に声をかけて昨日の私の言動について誠心誠意、謝罪をした。 するとS様も昨夜一晩で保育園の薬についての方針を理解してくれてS様の方からも『昨日は私の態度も申し訳ございませんでした。』と謝罪をされた。

その時の件を踏まえて日頃からのコミュニケーションの必要性をより一層実感した為、いきなりマイナスなことをお伝えすることがないように普段から何気ない会話を通して保護者の方との信頼関係を築いていくことを大切にするようになった。 また保育士になりたての頃は自分に精一杯になってしまっていたが、自分だけのことではなくて『保護者の立場になって考えたらどんな気持ちになっただろう?』と視点を変えて考えることになったのもこの時に私が学んだことでした。 これは私が保育士2年目の時の出来事でした。 皆様の保育園ではお薬についての方針はどのようになっているでしょうか? 入園案内の際にお伝えした重要事項も日にちが経つにつれてお互いに記憶が薄れてしまいがちになってしまう為、感染症が広まりやすいタイミングで定期的に保育便りなどでお伝えする方がいいかもしれません。

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トラブルが起きた背景

小規模保育園にて当時1歳女児Kちゃんのお母さんS様が『K子が昨日より調子が悪いため保育園でこちらのお薬を昼食後に飲ませてください。』と登園時に受け入れをした保育士Tに薬を手渡した。
朝礼の際にその件を全体周知したTは受け取った薬を全スタッフと共有。
その薬を確認したところ、本来は保育園で預かりNGのお薬だったことが判明。
基本保育園では抗生物質を含む薬の受け入れをNGとのことは入園案内の時にも説明していたが、S様は急いでいたこともあり保育士Tも確認せずに受け取ってしまった。
結局預かった以上は『本日限り』K子ちゃんへお薬を飲ませて、お迎えの際にお母様へ再度保育園でのお薬についての方針をお伝えした。
その時の対応したのが私だったのですが『基本的に抗生物質のお薬を必要とする体調の時はお休みされる方がお子様にとっては望ましいです。』と私の言葉にS様がその場で激怒した。

対応者の中での対応

当時S様は離婚をされてシングルでの職場復帰と育児を両立されたばかりだった。
その背景もあり私の配慮不足を反省した。
その日はS様とまともにお話をできる状態ではなかったため、まずはS様を傷つけてしまったことへの心のケアを最優先に考えて、次の日の朝一番にS様登園時に声をかけて昨日の私の言動について誠心誠意、謝罪をした。
するとS様も昨夜一晩で保育園の薬についての方針を理解してくれてS様の方からも『昨日は私の態度も申し訳ございませんでした。』と謝罪をされた。

今後同じ事例が起きた時の対処法

その時の件を踏まえて日頃からのコミュニケーションの必要性をより一層実感した為、いきなりマイナスなことをお伝えすることがないように普段から何気ない会話を通して保護者の方との信頼関係を築いていくことを大切にするようになった。
また保育士になりたての頃は自分に精一杯になってしまっていたが、自分だけのことではなくて『保護者の立場になって考えたらどんな気持ちになっただろう?』と視点を変えて考えることになったのもこの時に私が学んだことでした。
これは私が保育士2年目の時の出来事でした。
皆様の保育園ではお薬についての方針はどのようになっているでしょうか?
入園案内の際にお伝えした重要事項も日にちが経つにつれてお互いに記憶が薄れてしまいがちになってしまう為、感染症が広まりやすいタイミングで定期的に保育便りなどでお伝えする方がいいかもしれません。

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