保育施設の事例
施設名: 保育園
保護者が子供を発表会で主役級の役にしてほしいと頼んできた事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
保護者が子供を発表会で主役級の役にしてほしいと頼んできた。
保護者がHちゃんの気持ちを聞いて理解してくれた点が良かったです。悪かった点は、保護者が思う家でのHちゃんと、保育園でのHちゃんの姿とでずれがあった点です。普段から、家庭と保育園でのHちゃんの様子を情報共有できていたから良かったと思いました。
保護者は自分の子供に期待するのが当たり前だと思います。子供に主役をやらせたいと思う保護者も多いです。子供を肯定的に理解した上で、保護者に配役の経緯を説明するべきだったと思います。「Hちゃんは人前が苦手だから」といったネガティブな言葉ではなく「Hちゃんは友達思いだから、大好きな友達と一緒だったら協力して役を演じられると思います」などポジティブな言葉で伝えた方が、保護者は納得してくれるのではないかと思います。
トラブルが起きた背景
保育園で行う発表会での劇の配役を決めた翌日、受け入れの際に保護者から、子供を主役級の役にしてほしいとクレームを受けました。Hちゃんは保育園ではみんなの前で話すのが苦手なため、Hちゃんの希望を聞き友達数人と一緒の役がいいと言ったので、この役にしたと保護者に説明しました。保護者はうちの子はもっとできるはずなのにと不満気でしたので、家でHちゃんの話を聞いてほしいと頼みました。その晩、家でHちゃんの話を聞き、保護者がHちゃんの気持ちを理解したうえで役を納得してもらうことができました。
対応者の中での対応
保護者がHちゃんの気持ちを聞いて理解してくれた点が良かったです。悪かった点は、保護者が思う家でのHちゃんと、保育園でのHちゃんの姿とでずれがあった点です。普段から、家庭と保育園でのHちゃんの様子を情報共有できていたから良かったと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保護者は自分の子供に期待するのが当たり前だと思います。子供に主役をやらせたいと思う保護者も多いです。子供を肯定的に理解した上で、保護者に配役の経緯を説明するべきだったと思います。「Hちゃんは人前が苦手だから」といったネガティブな言葉ではなく「Hちゃんは友達思いだから、大好きな友達と一緒だったら協力して役を演じられると思います」などポジティブな言葉で伝えた方が、保護者は納得してくれるのではないかと思います。