保育施設の事例
施設名: 保育園
園児がおままごと中に他児に意地悪をした事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女の子
事例・対処法の要点まとめ
園児がおままごと中に他児に意地悪をした。
Mちゃんと保育室の隅の方へ行きなぜ意地悪をしたのか聞いたが、Mちゃんは口を開かず黙ったままだったので保育者が友達の気持ちを代弁し「嫌だった」思いやなぜいけないのか伝えた。いけないことをしたことは納得したようで友達へ「ごめんね」と伝えることはできた。これは保育者の予想だが、大人に見てほしいかまってほしい思いからの行動だったのではないかと考えた。Mちゃんの母は仕事が忙しくまた、兄弟も多いので寂しい思いがあり保育者に見てほしい、「私の先生」と言った思いがあったのではないかと思う。今回だけではなく「見てほしい」思いからくる行動がその後何回もあった。 保護者から家庭での様子を聞き取りクラス内でMちゃんの対応について話し合いを行った。少しの時間でもMちゃんとのスキンシップを増やしたり、Mちゃんが見て見てと発信する前に対応できるようにしていくことにしたい。少しずつではあるが意地悪をして気を引こうとすることが減ってきた。 1対1で落ち着いて話ができるように環境を作ることができた点は良かった。 保育者の気を引きたくて意地悪をする前にMちゃんの思いに気付いてあげることができなかった。
少しの子供からの発信や変化に気付いてあげられるよう家庭での様子を保護者と共有したり、さらに気を配ってみていきたいと思った。大勢の子供がいる中でどの子とも1対1で関われるような時間や触れ合いの活動を取り入れていけると良かったと思う。
トラブルが起きた背景
2歳児クラスでおままごとをしていた。友達とも一緒に遊ぶことが増えてきて、やりとりのできるままごとが人気の遊びになっていた。友達、保育者とお皿を並べて食べ物を乗せてパーティーごっこをしていたMちゃん。ニコニコと楽しんでいる様子だったが、保育者がもう一人の友達とやり取りをしているとその友達の持っていたものを黙ってとったり、体で友達を押す姿が見られた。その都度注意をしたが何回も繰り返しやめなかった。そのため、遊びを中断しMちゃんと1対1で話をしたがMちゃんは保育者をにらむような表情をして黙っているだけだった。
対応者の中での対応
Mちゃんと保育室の隅の方へ行きなぜ意地悪をしたのか聞いたが、Mちゃんは口を開かず黙ったままだったので保育者が友達の気持ちを代弁し「嫌だった」思いやなぜいけないのか伝えた。いけないことをしたことは納得したようで友達へ「ごめんね」と伝えることはできた。これは保育者の予想だが、大人に見てほしいかまってほしい思いからの行動だったのではないかと考えた。Mちゃんの母は仕事が忙しくまた、兄弟も多いので寂しい思いがあり保育者に見てほしい「私の先生」と言った思いがあったのではないかと思う。今回だけではなく「見てほしい」思いからくる行動がその後何回もあった。
保護者から家庭での様子を聞き取りクラス内でMちゃんの対応について話し合いを行った。少しの時間でもMちゃんとのスキンシップを増やしたり、Mちゃんが見て見てと発信する前に対応できるようにしていくことにしたい。少しずつではあるが意地悪をして気を引こうとすることが減ってきた。
1対1で落ち着いて話ができるように環境を作ることができた点は良かった。
保育者の気を引きたくて意地悪をする前にMちゃんの思いに気づいてあげることができなかった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
少しの子供からの発信や変化に気づいてあげられるよう家庭での様子を保護者と共有したり、さらに気を配ってみていきたいと思った。大勢の子供がいる中でどの子とも1対1で関われるような時間や触れ合いの活動を取り入れていけると良かったと思う。