保育施設の事例

施設名: 幼稚園

園児の怪我連絡で保護者に誤解を与えた事例

対応者

対応者

対応者 幼稚園教諭

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

園児の怪我連絡で保護者に誤解を与えた。

転倒するまでの経緯をクリアに説明し、真摯に謝る姿勢を見せてまずお詫びの気持ちを伝えました。このような対応から保育への誠意がMさんに伝わったのは良かった点かなと思います。今後の対応として、危険がないようにより注意深く保育を行うことをお伝えしたのもMさんの不安を和らげる事に繋がると思うので、良かった点だと思います。 しかし、必ずしも全てをありのままお話するのが良いとは限らないのだと痛感しました。Bの名前を出して転倒するまでの流れを説明してしまったのが、Mさんの気持ちを逆撫でする原因になってしまったと思うので、トラブルの相手となった園児の名前を保護者にお伝えしてしまったのは悪い点だったと思います。伝える必要のない情報を与えてしまったことで保護者同士のトラブルになりかねない原因を作ってしまいました。お電話をする前に伝えるべき情報と伏せるべき情報を整理していなかったのも悪い点だったと思います。

複数の園児が絡むトラブルがあった場合、双方の親にどうお伝えするかは非常に悩む所だと思います。 親同士の距離感を見極めてどこまでお話するかを考えなくてはいけません。園によっては保護者同士の関係がわかりにくい所もあるかと思います。その場合は特に相手となったお子さんの名前は伝えない方が無難でしょう。『お友達と遊んでいる最中に◯◯の部分を怪我してしまったのでお家で様子を見てください。』など事実だけを淡々と伝えることを意識すると良いです。 伝えるべき情報、そうでない情報を整理する為に連絡帳やお手紙など書面でお伝えするのも有効かと思います。

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トラブルが起きた背景

遊びの時間に園児A(Mさんの息子さん)と園児Bが教室内で遊んでいたところ、園児Aが椅子ごと後ろに転倒し頭をぶつけてしまいました。
椅子ごと転倒してしまった理由はBが椅子を少し動かしたこと、Aがきちんと椅子に座っていなかった事の2つです。
幸い目立った外傷はありませんでしたが、打った部分が頭だったので電話連絡をする事にしました。
MさんにはAに痛い思いをさせてしまった事をお詫びし事の経緯を説明すると、Mさんに『Aが転んだのはBのせいだ』という印象を与えてしまったようで怒り出してしまいました。
私の見ていない所で危険な事が起こってしまったので、もっと注意深く保育をするようにしますと伝えて対応しました。

対応者の中での対応

転倒するまでの経緯をクリアに説明し、真摯に謝る姿勢を見せてまずお詫びの気持ちを伝えました。このような対応から保育への誠意がMさんに伝わったのは良かった点かなと思います。今後の対応として、危険がないようにより注意深く保育を行うことをお伝えしたのもMさんの不安を和らげる事に繋がると思うので、良かった点だと思います。
しかし、必ずしも全てをありのままお話するのが良いとは限らないのだと痛感しました。Bの名前を出して転倒するまでの流れを説明してしまったのが、Mさんの気持ちを逆撫でする原因になってしまったと思うので、トラブルの相手となった園児の名前を保護者にお伝えしてしまったのは悪い点だったと思います。伝える必要のない情報を与えてしまったことで保護者同士のトラブルになりかねない原因を作ってしまいました。お電話をする前に伝えるべき情報と伏せるべき情報を整理していなかったのも悪い点だったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

複数の園児が絡むトラブルがあった場合、双方の親にどうお伝えするかは非常に悩む所だと思います。
親同士の距離感を見極めてどこまでお話するかを考えなくてはいけません。園によっては保護者同士の関係がわかりにくい所もあるかと思います。その場合は特に相手となったお子さんの名前は伝えない方が無難でしょう。『お友達と遊んでいる最中に◯◯の部分を怪我してしまったのでお家で様子を見てください。』など事実だけを淡々と伝えることを意識すると良いです。
伝えるべき情報、そうでない情報を整理する為に連絡帳やお手紙など書面でお伝えするのも有効かと思います。

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