保育施設の事例

施設名: 保育園

園児同士の喧嘩を見た保護者がショックを受けた事例

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

園児同士の喧嘩を見た保護者がショックを受けた。

ゆっくりrさんの気持ちを聞く機会を作って良かったです。自分の中でいろいろな不満や不安を抱えられていたので、それを吐き出してもらえたことでrさんの気持ちが落ち着いていました。 当日に出来事の報告を受けたので電話連絡をすれば良かったと思いました。きっとrさんは一晩中モヤモヤとした気持ちを抱いて苦しかったと思います。

普段から喧嘩をしていた男児たちはぶつかり合うことが多かったので、その都度トラブルがあった時は両者の気持ちの代弁やどのように対応して解決したかなどをrさんに丁寧に伝えておいたら良かったです。そうすれば我が子が一方的にやられているわけではないと知っているので、見方も変わったかもしれません。日々の様子をこまめに伝えることはやはりとても大事だと思います。 また事が起こったその日に担任の私から気持ちのフォローを入れるため電話連絡をしたら良かったと思います。そうすればrさんの不安や不満は次の日まで持ち越さなくても良かったかもしれないし、少しは安心して過ごせたかもしれないからです。

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トラブルが起きた背景

夕方の園庭で遊ぶ時間に起きた出来事です。この時間は3歳児以上はみんな園庭で遊ぶため、子どもの人数が多く保育士の目が届きにくいことがありました。
当時、私は年長の担任をしていました。その日、私は早出で勤務時間は終わっていたため園庭にはおらず自分のクラスで残った仕事をしていました。
すると遅出だった保育士から、年長クラスの男児が喧嘩をしそれをお迎えにきたお母さん(rさん)が見てショックを受け怒って帰ったという報告を受けました。
周りにいた保育士たちはその喧嘩に気づいておらず、rさんの息子が一方的に友達にパンチされていたとrさんから聞いたとのことでした。
それを聞き、保育士たちは子どもたちに話を聞き子ども同士の喧嘩は解決しました。しかしrさんは我が子が一方的にパンチされている姿を見て「なぜうちの子だけやられているのか。手を出さないように我が子には伝えているのに。やられても手を出さずに我慢している息子を見るのが辛かった。」等の気持ちを話されモヤモヤした気持ちを抱えているようでした。
その場にいた保育士はすぐに喧嘩に対応できなかったことを謝罪したそうです。
園長と担任である私は話し合って、次の日の夕方rさんと個人懇談をする時間を作ることにしました。
次の日。rさんの息子が登園する時に親子の気持ちのフォローをしたいと思い担任の私が受け入れをしましたが朝、会った瞬間からrさんは昨日の出来事を涙ながらに話し辛い気持ちを伝えられました。
夕方懇談をして、rさんの気持ちを受け止めるとともに園への思いなども話していただきました。ゆっくり話をしたことでrさんの気持ちも落ち着かれました。

対応者の中での対応

ゆっくりrさんの気持ちを聞く機会を作って良かったです。自分の中でいろいろな不満や不安を抱えられていたので、それを吐き出してもらえたことでrさんの気持ちが落ち着いていました。
当日に出来事の報告を受けたので電話連絡をすれば良かったと思いました。きっとrさんは一晩中モヤモヤとした気持ちを抱いて苦しかったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

普段から喧嘩をしていた男児たちはぶつかり合うことが多かったので、その都度トラブルがあった時は両者の気持ちの代弁やどのように対応して解決したかなどをrさんに丁寧に伝えておいたら良かったです。そうすれば我が子が一方的にやられているわけではないと知っているので、見方も変わったかもしれません。日々の様子をこまめに伝えることはやはりとても大事だと思います。
また事が起こったその日に担任の私から気持ちのフォローを入れるため電話連絡をしたら良かったと思います。そうすればrさんの不安や不満は次の日まで持ち越さなくても良かったかもしれないし、少しは安心して過ごせたかもしれないからです。

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