保育施設の事例
施設名: 幼稚園
園行事で園児の皮膚が腫れた事例
対応者
対応者 幼稚園教諭
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男の子
事例・対処法の要点まとめ
園行事で園児の皮膚が腫れたトラブル。
電話での対応でしたが謝罪をし、絵の具の成分を伝えるとともに病院を受診してもらうようお願いしました。 翌日の登園時、腫れてしまった足を主任とともに確認しました。確かに赤く腫れていて、R君自身も行事が楽しかっただけに少し残念そうでした。 改めて謝罪をし、病院での話を聞き園での生活に支障はないかなども確認しました。 園では、もともとアレルギーのある園児や皮膚の弱い園児には筆などを使ってのぬりたくり遊びをしたりと対応していました。 また行事終了後の洗い流しも、子どもに使える洗剤を使っていたので大丈夫かと思っていましたが、再度確認することにしました。 電話をもらってからすぐに病院を受診してもらうようにしたこと、他の職員にも今回の件を伝え再発防止のミーティングを行ったこと、翌日に実際に腫れた箇所を確認し、謝罪をするとともに園生活において十分に見ていくと話したことです。
今回の件は、園全体からR君のみの症状でした。去年も同じ行事に参加していたので、職員もお母さんも驚いていました。 しかし、実際に皮膚が腫れてしまうということが起きてしまったので、お母さんもとても心配していました。丁寧な謝罪をするとともに絵の具が原因だったのか、絵の具と紫外線の関係があったのか、洗剤なのか、それとも他に何かあったのかなど原因を探りました。また園全体でもこの件について話し合い、次回に活かせるようにしました。 楽しい園行事にするため努めていきたいと思いました。
トラブルが起きた背景
R君が年中の頃、園の行事で”ぬりたくり遊び”と言うものがありました。
R君は年少からの入園で、年少の頃も同じ行事を経験していました。
園庭全てにブルーシートを広げ、その上に模造紙や段ボールなどを置き、絵の具で自由に塗りたくって良いという行事でした。
大胆に全身絵の具まみれになりながらの活動で、紙や手足、色が混ぜ合わさる様子を楽しんだりと子どもの心の解放を目的としていました。
R君も楽しそうにその時間を過ごし終わった後はしっかりと水で洗い流し、後はお家のお風呂できれいに洗ってもらうようにしていました。
歩きの登降園だったので、帰りには今日の様子を保護者に向けて少し話をし降園していきました。
するとその日の夕方ごろR君のお母さんから電話があり、足のすね辺りが赤く腫れているとのことでした。
去年は腫れることなく過ごしたので今回のことが原因かわからないが、絵の具の成分や絵の具が去年のものと種類が変わっていないかなどを確認しました。
絵の具の成分を伝え病院を受診してもらうことになり、園でも絵の具の成分や他に同じような症状の園児が出ていないかを確認しました。
対応者の中での対応
電話での対応でしたが謝罪をし、絵の具の成分を伝えるとともに病院を受診してもらうようお願いしました。
翌日の登園時、腫れてしまった足を主任とともに確認しました。確かに赤く腫れていてR君自身も行事が楽しかっただけに少し残念そうでした。
改めて謝罪をし、病院での話を聞き園での生活に支障はないかなども確認しました。
園では、もともとアレルギーのある園児や皮膚の弱い園児には筆などを使ってのぬりたくり遊びをしたりと対応していました。
また行事終了後の洗い流しも、子どもに使える洗剤を使っていたので大丈夫かと思っていましたが、再度確認することにしました。
電話をもらってからすぐに病院を受診してもらうようにしたこと、他の職員にも今回の件を伝え再発防止のミーティングを行ったこと、翌日に実際に腫れた箇所を確認し謝罪をするとともに園生活において十分に見ていくと話したことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回の件は園全体からR君のみの症状でした。去年も同じ行事に参加していたので職員もお母さんも驚いていました。
しかし、実際に皮膚が腫れてしまうということが起きてしまったので、お母さんもとても心配していました。丁寧な謝罪をするとともに絵の具が原因だったのか、絵の具と紫外線の関係があったのか、洗剤なのかそれとも他に何かあったのかなど原因を探りました。また、園全体でもこの件について話し合い次回に活かせるようにしました。
楽しい園行事にするため努めていきたいと思いました。