保育施設の事例
施設名: 保育園
普段担当していない職員がアレルギーのある園児に誤飲させた事例
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女の子
事例・対処法の要点まとめ
普段担当していない職員がアレルギーのある園児に誤飲させた。
Aちゃんが一口飲んだところで私が気づき、すぐに水道で口の中を洗いAちゃんの様子を観察しました。それと同時にSさんに牛乳を配ったか確認し、Sさんは園長先生に報告とAちゃんのお母さんに電話をし迎えにきてもらいました。 一口しか飲まなかったこと、すぐに口をゆすいだことが良かったのかアレルギー症状は出ませんでした。 しかし、S先生は自分の確認不足でAちゃんの前に牛乳を置いたのに、園長先生とAちゃんのお母さんにはAちゃんが隣の子のコップを勝手にとり飲んだと説明していることがわかりました。 ヒヤリハットにもそのように記入し、このトラブルは解決したようにおさまりました。 すぐに水道で口をすすいだことにより、症状もなくAちゃんが苦しまずに済んだことは良かったと思います。 しかし、クラスのトップの先生が自分の失敗を隠蔽し隠し通した点について改善点があったと思います。それはS先生を責めたいとかではなく、今後同じことが起きないようにみんなが周知し気を引き締めていく、課題として意識していく。 とても大事なことが抜けていると感じたトラブルでした。
今後の対応については、日頃から常に声掛けをしていることの大切さを再認識したので事前に防ぐ方法として続けていく。 そして今後同じことが起こった場合、隠蔽はせず正直に全て話をすることでその場にいなかった先生や後輩先生の意識や再発防止になるということをSさんに対して声を出していけば良かったなと思っています。
トラブルが起きた背景
2歳児クラスの午後のおやつの時間に起きました。このクラスは職員が5人体制。そのうちトップの先生は主任先生。(Sさん)
Sさんは普段あまりクラスには入ってきません。職員室で園長先生の話し相手や作業をされることが多かったため、他のクラスの先生もいないのが当たり前でした。
このクラスのAちゃんは牛乳アレルギーでAちゃんにはお茶を配ります。いつもの流れだとおやつのおぼんをもってきた先生が『Aちゃんにお茶おきます』とみんなに聞こえるように声をかけ、誤飲がないように連携をとっています。
しかし、その日はなぜかS先生がおぼんを持ってきて張り切っておやつを子ども達に配っていました。
そしてそのままAちゃんの前にも牛乳をおいてしまい、2歳のAちゃんはそのまま飲んでしまいました。
対応者の中での対応
Aちゃんが一口飲んだところで私が気づき、すぐに水道で口の中を洗いAちゃんの様子を観察しました。それと同時にSさんに牛乳を配ったか確認し、Sさんは園長先生に報告とAちゃんのお母さんに電話をし迎えにきてもらいました。
一口しか飲まなかったこと、すぐに口をゆすいだことが良かったのかアレルギー症状は出ませんでした。
しかしS先生は自分の確認不足でAちゃんの前に牛乳を置いたのに、園長先生とAちゃんのお母さんにはAちゃんが隣の子のコップを勝手にとり飲んだと説明していることがわかりました。
ヒヤリハットにもそのように記入し、このトラブルは解決したようにおさまりました。
すぐに水道で口をすすいだことにより、症状もなくAちゃんが苦しまずに済んだことは良かったと思います。
しかし、クラスのトップの先生が自分の失敗を隠蔽し隠し通した点について改善点があったと思います。それはS先生を責めたいとかではなく、今後同じことが起きないようにみんなが周知し気を引き締めていく課題として意識していく。
とても大事なことが抜けていると感じたトラブルでした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今後の対応については、日ごろから常に声掛けをしていることの大切さを再認識したので事前に防ぐ方法として続けていく。
そして今後同じことが起こった場合隠蔽はせず、正直にすべて話をすることでその場にいなかった先生や後輩先生の意識や再発防止になるということを、Sさんに対して声を出していけば良かったなと思っています。