保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

保育士として働いていた時、クラスにTくんという5歳の男の子を受け持ちました。
Tくんは周りの子どもたちに比べて体がひとまわり小さいくらいで、少しワガママではありましたがとても素直で可愛らしい子でした。しかし周りの子どもたちとケンカになることも多く、親御さんは周りに迷惑をかけていないかと気にするようになってきました。「自分の子どもは知能が遅れているのではないか」と不安になった親御さんは、健診の際にお医者様に相談し、一通りの検査を受けさせた結果、知能に若干の遅れがあることが分かりました。それでも障害児として転園するほどのレベルではないとのことで、今のまま様子をみることになりました。

対応者の中での対応

知能が遅れているとはいっても本人が楽しそうに園での生活を送っていて、先生がカバーできる範囲であれば転園する必要はないと思います。他の親御さんからは少し白い目で見られるような点がありましたが、そこはしっかり説明して守ってあげたいと思います。お医者様にも相談し親御さんと先生がしっかり連携を取ることが重要だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

数年前の出来事だったので、その後小学校に入学する際に普通のクラスに入るべきか、障害のある子どもでも入れるクラスに入るべきか親御さんは悩んだようですが、結局普通のクラスに入って頑張ってみて様子を見ることになりました。その後T君は順調に成長し、今では無事に小学校を卒業したそうです。知能の遅れがあると診断されたといっても、そのレベルが本当に普通のクラスでは無理なのかどうか、少し頑張ればそのままのクラスで頑張れるようなら、先生が協力することで乗り越えることができるかもしれません。どうしても難しそうなら途中からクラスを変わることもできるのですから、本人と親御さん、先生がしっかり連携を取り合って優しく見守ることが大事だと思います。

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