保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女の子
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
保育所で一歳児を3人で担任していたときの連絡帳の書き方でのトラブルです。
担任はベテラン1名、中堅1名、新人1名でした。
普段から口調も態度も厳しい、悪く言えば怖いベテランの先生の連絡帳の書き方が発端でした。
0歳児からの持ちあがりの先生で子どもたちは慣れていたのですが、ある日の連絡帳に保護者の方はお子さんに愛情をもって接してもらえていない、厳しい、不安だとの長文のお手紙をいただきました。
園長と担任3人とご両親と話し合いの場を設けました。
対応者の中での対応
私は新卒一年目でした。ベテランの先生の子どもたちに対する日々の不満もあり、思い切ってここはこう思います。
ここが、見ていてつらかったです。と伝えました。
話し合いの末、ベテランの先生は決して愛情がないわけではないと理解でき、今後はもっと柔軟に対応するとお約束ができました。
緊張しましたし、とても怖かったですが、中堅の先生が頑張ってくださいました。
このままの保育では、クラスがばらばらになり、雰囲気も悪くなっていくのではないかと話してくれ、都度話し合って、進めていけることになりました。
保護者の方も連絡帳でのやり取りでしか保育士の言動がわからず不安だったとおしゃっていました。
愛情がないのではなく、書き方がよくなかったのだと理解してくださり安心してくださいました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
保護者の中には朝から時間外で預ける方も多いと思います。
担任と話す機会は極端に少ないので、日々の連絡帳でしか子どもの様子を知ることができません。
不安を抱えている親御さんは多いと思います。
時間も少なく、連絡帳には限りもあります。幼児なら一人担任でなおさらかけないかもしれません。
それでも、言葉のひとつひつに愛情があるか、配慮があるのか、自分の子どもを見てくれているのか。を保護者は感じ取っていると思います。
早番、遅番の時には短い時間で、保護者が安心できるように声掛けをしたり、気になることは連絡帳に書いたり、コミュニケーションをしっかりと取ることが大事だと思います。
日々の業務や子どもたちに追われ大変だとは思いますが、30秒でも1分でも保護者と関りが持てるといいと思います。