保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

性別 女の子

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

年度末の出来事です。3歳児クラス20名と4歳児クラス21名5歳児クラス20名が園庭で遊んでいました。3歳児の女の子が園庭の中心あたりに立っていたところ、5歳児の男の子が前を向かずに走っており女の子にぶつかり、二人とも転倒しました。ぶつかった音が保育者に聞こえ、すぐに駆け付けたところ、女の子が号泣していました。私は、女の子の担任だったのですぐに状態を確認しました。すると、右腕が脱力していることに気づき、本児も右腕が曲がらない、力が入らないと訴えていたので、職員室に連れて行きました。看護師や主任は怪我をした直後だから痛がっているだけという見解でしたが、担任の勘でいつもと違うと何度も訴えると病院に連れていくことができました。結果、女の子は右腕骨折で全治1か月と診断されました。

対応者の中での対応

良かった点は、転倒してすぐに状態確認を行ったことと、担任として子どもの様子がいつもと違うことに気づき、看護師や主任が受診しなくても大丈夫と言っていたが、自分の意見を曲げなかったことだと思います。
悪かった点は、女の子が園庭の中心に立っていたことに気づかず、転倒を誘発してしまったことです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

当たりまえのことですが、常に全体を把握し子どもの位置を確認することだと思います。また、前を向かずに走る子が多く単独事故も多かったのに、子どもに口頭で伝えるだけで具体的な対策を園全体でしていませんでした。このことから、園庭のルールや子どもへの伝え方をもっと具体的にしたらよかったと思っています。実際、私の園では3クラス以上が園庭に出ている場合、走る系の遊びはしないようにしようということ、今回の怪我の経緯をしっかり子どもたちに伝え、前を見て走ることや園庭で疲れたときは端に寄ることを何度も繰り返して伝えました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ