保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kちゃんは当時私が担任していたクラスの女の子で、元気で非常に活発な女の子でした。同じ世代の女の子であれば、怖がったりして一人で大きな遊具にも登ることを躊躇したりしますが、彼女は物怖じすることなくどんどん積極的に遊具で遊ぶことを楽しんでいました。元々少しお転婆なところのある女の子でしたので、遊具で遊ぶ際は「危ない乗り方をしちゃ危ないよ」と声かけをしていましたが、その日はたまたま他の子供たちが一緒に園庭で鬼ごっこをしたいと言ってきたので、別のところの大きな遊具で遊んでいるKちゃんのことも気になっていましたが、私以外にも保育士がいたので見ていてくれるだろうと思い、一緒に子供たちと鬼ごっこを楽しんでいました。すると突然「ドンッ」と遊具の方から嫌な音がしたので振り返ると、Kちゃんが遊具から落ちて大泣きをしていました。慌てて駆け寄ると、怪我をしているみたいでしたので園長に報告をし、保護者に連絡をして急いで病院に連れていきました。結果は3針を縫う怪我をさせてしまいました。骨折などはしていなかったのが幸いでしたが、自分が他の保育士に期待をして判断を間違えてしまったことを反省して、これからは鬼ごっこをなどをしていても遊具の方の目は離さないように適宜確認しておくようにしました。

対応者の中での対応

思いっきり鬼ごっこをしている子供たちばかりに注意が行っていて、他の保育士に遊具の方を注意して近くの方で見ていてほしいときちんとコミュニケーションを取らなかった自分の判断が良くなかったと非常に思います。あと、もしも嫌がらなかったら活発なKちゃんも鬼ごっこに誘っていてみんなで鬼ごっこをしていれば、このような危ない目に遭わせずに済んだのではないかととても後悔しました。また逆に鬼ごっこは他の保育士に任せて自分は遊具の近くで、もしもの時に対応できるように近くにいればよかったと思います。気が動転して一瞬Kちゃんのところに駆け寄ったときはパニックで慌てそうになりましたが、冷静に状況判断をして他のクラスの保育士にKちゃん以外の園児たちの世話をお願いをして、園長に自分のミスでKちゃんが遊具から落下をし怪我をしたので、大きな怪我であれば心配なので病院に連れて行くと報告をし、保護者にも自分の監視が行き届かなかったせいでKちゃんが遊具から落下をし怪我をしてしまったことを猛烈に謝罪して、すぐに病院に連れて行くことをお伝え出来たのはきちんと対応が出来ていたと思います。保護者の方も「お転婆な子なのでそういったことは気になさらないで下さい」と仰って下さったので少しは胸を撫で下ろしましたが、今後はこのようなトラブルを避けるために園長にも相談をして、自分が監視役で他の保育士に子供たちと遊ぶ役に極力回ってもらえるようにする方向に改善しました。また、私は救急救命の講習で怪我などの対応についても勉強していたので、そのところからガーゼやタオルなどで止血する方法も知っていたので、その知識や技術を活用して病院に連れて行くことが出来たのは良かったと思っています。また、病院でも自分が見ていなかったせいで大まかにしか状況を説明することが出来なかったので、どういう風に落下したなどを細かく医師に伝えられなかったところは非常に自分の至らなさを痛感しました。例え園児が勝手に起こした出来事でも、やはり大切なお子さんを預からせて頂く身としては、あってはならない出来事で自分の傲りが招いてしまった出来事だと感じています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

活発な子は、時に大胆なことをして大怪我をすることもあるので、極力自分の目の届く範囲で行動をとるように上手に本人に言葉がけをして一緒にいるように気を配った方がいいと思います。また、たくさんの目が行き届くように他のクラスの子達と合同で園庭などで遊んだりもしも今回のような出来事が起こってしまっても、自分のクラスも滞りなく運営が出来るように日頃から他のクラスの保育士さんともたくさんコミュニケーションを取って、もしもの時に連携が取れるようにしておくことも大切だと思います。同じ状況にあったら誰でもパニックで慌てそうになると思いますが、心の中で深呼吸をしてまずは何をするべきか冷静に判断して対応していくべきだと思います。

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