保育施設の事例
施設名： 保育園
保育園保育士男性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
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トラブルが起きた背景
情緒不安定気味の保護者Mさんの娘のSちゃんが1歳でイヤイヤ期が激しくなっていた頃、Mさんが大声でSちゃんの事を怒鳴りつけました。その場にいたSちゃんの友達にも「こっちをみるな。」など暴言を吐いて、止めに入った私にも暴言をはいていた。Mさんを落ち着けるためにMさんと私で職員室で話すことにした。Mさんの話を聞いて困っていることや悩み事を聞くことにした。その間にMさんだけにSちゃんを預けるのが不安に感じたので、Mさんの夫（Sちゃんの父）に連絡をして迎えに来てもらい3人で帰ってもらうことにした。Mさんの気持が不安定なときはなるべくMさんだけでの送迎ではなく、夫と一緒もしくは第三者と一緒の送迎をお願いすることにした。
対応者の中での対応
Mさんの日頃の困り事や悩み事を聞いて寄り添う姿勢を見せたのが良かった。Mさんも悪気があって大声を荒げているのでは無いということや、夫の育児への協力を仰ぐことで、Mさんの精神が安定するまでは夫と一緒に子どもの送迎をするということにしたのが良かった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
子どもの前で大声を荒げていたので、一旦Mさんをその場から離れさせて興奮状態を落ち着かせることができたのが良かったと思う。Mさんの普段の話を聞いて解決できることは解決しつつも、園は他の子どもの安全を守らなければいけないと言うことを伝えて、夫と一緒に送迎することでMさんも落ち着けるので、子どもにとってもMさんにとっても良いことだとMさん自身が思えるように話せたのが良かった。Mさんのようにストレスを子どもや保育者にぶつけることがある人は、全職員で同じように対応ができるようにしていく必要がある。自分一人では対応しきれない時は、すぐに主任や園長を頼ることも大切。子どものその後のケアを行ったりMさんの様子を夫から伺ってみたりすることも良いと思う。
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