保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Sちゃんは1歳児クラスに途中入園をしてきました。Sちゃんのお母さんはかなり神経質なお母さんでした。特に食物アレルギーには敏感なお母さんで、1歳児にしては食べたことのある食材もかなり少なかったです。私の勤める保育園では自宅にて食べたことのない食材はアレルギー反応が出る可能性があるために、提供することはできない決まりがあります。ですが1歳児クラスのSちゃん以外の在園児は全員イチゴジャムを食べたことがあったため、イチゴジャムゼリーを誤って提供してしまいました。イチゴジャムを食べてないことに気づいた保育士がすぐにゼリーを回収しすぐにお母さんへ電話を掛けました。幸いにもイチゴは食べたことがあり、イチゴジャムは原材料も少なくイチゴと砂糖のみだったので保育士と園長の謝罪に対し「大丈夫です。」と答えてくれ大きなトラブルにはならずに済みました。
対応者の中での対応
悪かった点は、食材提供に関する情報の共有、栄養士と保育士間でうまく連携が取れていなかった点です。良かった点は、すぐに保護者へ電話をし状況を正確に伝えた点です。
今後同じ事例が起きた時の対処法
食材提供に関するルールは園ごとに違いがあると思いますが、食事に関する情報は保護者、保育士、管理栄養士でしっかりとした連携をとることが大切だと思いました。密な連携をとることでこのようなトラブルを防ぐことができると思いました。またアレルギーを心配して食材がなかなか増えない保護者に対しても、保育園の管理栄養士などからアレルギーが出にくい食材などの説明を直接お母さんにすることで、安心して新しい食材に挑戦してもらえるような環境を整えてあげることも必要な支援だと感じました。1歳児なので、ほかのお子さんと同じメニューが食べられるようになるのも、楽しい食事の時間につながるなどメリットを保護者に伝ええるのもよい結果につながると思いました。