保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園その他女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
私の勤める保育園では、各クラスの担任がそれぞれ写真を園内カメラで撮影したものを印刷して販売しています。クラスごとの写真を撮るタイミングや枚数は指定がなく自由に撮影をするスタイルでした。Sちゃんはもともと登園時に泣いてしまったり少しの体調不良で保育園を休んだりすることが多く、写真を撮れる機会も少なかったです。神経質なお母さんでもあるので泣いた写真があっても変な心配をさせてしまうと思い、楽しそうな写真のみ撮影していました。いざ販売してみるとSちゃんの写真はほかのクラスメイトより少なかったです。その点をSちゃんのお母さんに指摘され、謝罪と弁解をしました。弁解の内容は欠席が多いことや泣いている時間が多いことなどを説明しました。
対応者の中での対応
悪かった点は、ほかの園児との差があるとわかっていたのにそのまま販売を開始したことです。多い子供の写真を減らしたりと枚数のバランスを取ればよかったと反省しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
私の保育園では、担任が写真販売に関するデータの処理などをすべて行っていましたが、写真販売をする際の枚数確認やクラスごとの枚数や写真撮影のタイミングなどを、主任保育士や園長から指示があれば、各クラス・個人でそれぞれ一定以上の写真を販売することができるので、一定の上からの指示があるとよりスムーズなデータ管理ができると思います。また写真販売などをする際には兄弟時での差、クラスメイト同士での差などが大きくならないように非常に神経を使います。なのでできれば業者に頼んだ写真販売を取り入れるのが保育士の負担も少なく、より良い結果につながると思います。あとはそれぞれに差が生じてしまう場合は、その理由を担任保育士がしっかりと説明できるかできないかで保護者の理解度も変わってくると思うので、何かあれば担任がしっかり説明できる環境を整えておくことが大切だと思います。