保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

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トラブルが起きた背景

2歳児クラスの女の子で、Rちゃんには卵小麦牛乳のアレルギーがあり、給食時の環境としてはRちゃん専用のテーブルがあり、それをみんなとつけて食べています。保育士も側についているのは勿論、個別のテーブルを使う事で他児との距離も離れるようになっています。他にも、食事のスタート前には給食スタッフ同士、配膳を取りに行く人と給食スタッフ、クラス内で、アレルギーメニューの確認を声出しして行っていました。3重でチェックを行っていたにも関わらず、Rちゃんは食事中に体をかゆいとかきはじめ、服をめくると発疹が出ていました。すぐに給食はストップし看護師や園長、栄養士を呼び状況を説明しました。が、この時Rちゃんは自分の物以外手をつけておらず、メニューとしてもアレルギーのものは入っていないはずでした。登園時にも保護者からは何も言われておりませんし、特に変わった過ごし方はしていない様でした。しかし、アレルギーが起きているのは事実ですし、命に関わる事なので保護者に連絡を入れて状況説明を行いました。すると、連絡帳には書いてなかったけど、週末に動物園に行ったからそれかもしれない…との事でした。そう、Rちゃんには動物アレルギーもあったのです。結果としては給食のせいではありませんでしたが、本当に全員がドキドキした瞬間で、お迎え時には保護者から「ご迷惑をおかけしました」と謝られてしまいました。発作などにならなくて良かったです。

対応者の中での対応

すぐに痒がっている事に気付きストップをかけ、アレルギーチェック表を記入しながら園長や看護師に見てもらったり、栄養士に新たなアレルギーの起因となりそうなものの確認を取る事ができた、保護者に連絡できたのは良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

どこの施設でも、アレルギーがある人に対して食事を提供する際には、みんなで点検をすると思います。声に出して確認していても、いざとなると「あれ?!」となる自分がいましたが、他のクラス担任に今日は除去メニューがないはずだと言われて冷静になり、自分の目で表をチェックし、声出し確認した事を思い出してすぐ冷静になれました。なので、事前チェックはとても大事だと思います。また、クラス内にアレルギーチェック表を用意しておく事で、今回のようにメニューに起因物質がない時にでも、症状が起きたらすぐにチェックをつけて対応することが出来るので、指定の場所に万が一の時の用意をしておくのが大事だと改めて実感しましました。また、保護者とも週末のやりとりをしていましたが、今回のように連絡帳にも記載がない、口頭でも話題にならなかった事が原因になるパターンもあるので、即座に保護者に連絡をするのはやはり大事ですね。

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