保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士男性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 女の子
トラブルが起きた背景
給食中に、魚の骨が喉に刺さってしまうというトラブルがありました。その日の献立にはサバの味噌煮がありました。園児へ提供する前に必ず検食はしていますが、Jちゃんのところには、小さな骨があったようです。食事中に、お口が痛いと突然泣き出し、初めは何が原因かわかりませんでした。アレルギーかもしれないと、時間外で急いで病院へ連れていき診てもらったら小さな骨が刺さっていたようです。その場で、病院の先生に取ってもらい事無きを得ました。給食で使用する魚はあらかじめ、骨は処理してくださっていますが、今後また同じようなことが起こらないように、魚の献立の日には、骨があるかもしれない事をよく伝えてから食べさせていくことになりました。
対応者の中での対応
自分一人で対処しようとせず、すぐに職員室へきて、判断を仰いだことがよかったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
検食の時点で、「今日は魚だから念の為、骨に気をつけて」と職員間で周知しておくだけでもこのような事故を防げるのではないかと思います。また、いただきますと食事を始める前に、今日の給食の食材についてお話をして食べ物に対する興味、関心を持ってもらえるようにすることや、魚には骨があることを充分に伝えて、一口で食べようとせず、お箸を使ってほぐしながら落ち着いてゆっくり食べられるように声をかけていくことが大切だと思います。もし、骨が刺さったような違和感を感じていたら、ごはんと一緒に飲み込んでみるように声をかけつつ、他の保育者と連携をとり、職員室へ園長に状況を報告したりとすぐに動けるようにしておくといいと思います。