保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

進級してすぐ新しいクラスでS君のお母さんと今後について話をしていると、ブロックで遊んでいたS君の所に違う女の子が、S君が使っていたブロックをとろうとしている所を見てそこから取り合いになったのですが、S君のお母さんは取り合いになっている所しか見ていなかったみたいでその場でS君を叱りました。S君から仕掛けた事ではない事はわかっていたのでS君からやった事ではない事を伝え、女の子に謝る様に促しているとお母さんが「女の子に優しくしないと婚期を逃すから謝りなさい」とS君に言うとS君が先に女の子に「ごめんね」と謝っていたのでその場は収まりましたがお母さんが帰った後S君には「大丈夫。S君はとってもえらい子だから婚期は逃さないよ。」と良くわからない励ましをするとS君が「ありがとう。頑張る。」と言った事には笑ってしまいましたが、それでケンカは収まりS君もそのまま楽しく過ごしていました。

対応者の中での対応

色んなお母さんが居る中でS君のお母さんは叱る事に徹底した方なので基本S君が不利になりますが、今回お母さんにいつも取り合いになる理由を目で見てもらった事でS君が全て悪いわけではないとわかっていただけたみたいだったので良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

子どもを見るのが保育士の仕事ですが子どもを通してご両親を見る機会もあります。どんな教育をしているのかや家庭での風景など子どもを通して見えてくる場面がたくさんあります。S君のお母さんの様に自分の子が全て悪いと思っている親御さんもいれば自分の子は全く悪くないと思っている親御さんも居ます。大体後者のお子さんは注意しても聞く耳を持たなかったり、何をしても許されると思っている子が多いような気もします。たくさん同じ物もあるブロックの中でS君の使っていたブロックを取りに行った女の子の様に無言で取りに行く子は友達との遊び方を知らなかったりする子なので注意が必要です。他にも同様のケースはたくさんあるのでそういう時はまず引き金を引く方の子をしっかり見てこの様な対応をする前に防ぐのが良いと思います。

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