保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男の子
トラブルが起きた背景
土曜保育の保育室内で、1歳児の子供が2歳児の子供におもちゃを取られ「1歳児の子供が」「2歳児の腕」に噛みついた。
こちらの対応はすぐに引き離すとともに患部の確認。噛み跡がくっきりとついていたので流水で洗い流した後、保冷剤を使い患部を冷やした。噛み付いた子は「1歳児」ということもあり、噛んだら痛いことを優しく伝え様子を見た。2歳児の子供は痛くて大泣きしていたため保育者が抱っこしスキンシップを多く取った。
対応者の中での対応
噛まれた後の対応はマニュアル通りに行われました。悪かった点は、トラブルになりそうな雰囲気(声が大きくなっていた)をわかっていながらも「考える時間を大切にしたい」保育者の思いから見守り過ぎてしまったところです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
土曜保育は子供たちも「いつもと違う環境」のためトラブルになりやすい状況です。いけないことですが大人としては「子供が少ない」「書類を進めたい」と考えてしまうことがあり、平日と比べると危機管理の意識が低下していたことは否定できません。大事なお子さんを預かる保育園として、危機管理が行われていないことはあってはならないことだったと反省しています。特に最初の頃は、子供の名前も一致していないと思うので、土曜保育の際は手が出やすいお子さんの情報を聞いてみるといいと思います。
常に安全対策を心がけるいい教訓となりました。