保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

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対応者

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

いつ:新年度が始まった4月前半 雨の日

どこで:自由遊びの時間

誰が:R君(3歳)

何を:他のお子さんに噛み付いた

なぜ:・進級したばかりで、新しい担任から注意が多かった
   ・雨の日で自分の好きな遊びが満足にできなかった
   ・隣の子との距離が近く、音や遊び方が本人の思う通りにならなかった

どのように:噛みつかれた子には、流水で被害箇所を冷やし、その後冷えピタを貼る
      (幸い、長袖を着用していたので、大きな傷跡は残りませんでした)
      R君には、噛んだことは悪いことは直後に別保育士が注意しました。
      その後、R君を、1対1で遊ぶ時間を儲けることにし、
      落ち着いてその後の生活ができるよう、気持ちの切り替えを行い、
      その後、他のクラス耳との保育に合流いたしました。
      
      保護者に対しては、被害者側には噛みつかれた事実と状況の説明と謝罪と改善点を伝え
      (自由遊び中に、遊び方がいやな子から噛みつかれた。
       教室内での遊びの際には、子ども同士の距離を適切にとり、子どもが遊びやすい環境を整えること
       加害者名は出しませんでした)

      加害者には、噛み付いた状況と、その対処法、改善点を伝えました。
      (自由遊び中に、となりにいた子の遊び方が気に入らず、噛み付いてしまった。
       R君の好きな遊びが雨の日には少ないことから、もっと楽しく遊べるもののレパートリーを増やしていくこと、
       子ども同士の距離を適切にとることなど
       被害者名は出しませんでした)

対応者の中での対応

噛み付いた事実だけを伝える保育士は多いですが
同じことを繰り返さないために保育士側がどうするのか
伝えたことで、保護者の信頼関係を保つことができたと思います。

R君の行動に非があるのではなく
噛みつかざるをえない状況をつくった保育側に責任があるという思いを
担当保育士間で共有できたことはよかった点です。

ですが、注意が多い保育士の保育スタイルを変えることは難しく
その後もR君に対しての注意も続いたので
それを改善することが難しかったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

噛みつきは、噛み付いた本人に非がないことがほとんどです。
もちろん、噛み付いたこと自体は、良いことではありません。
でも、噛み付かざるをえない状況にしているのは、保育士の責任だと思います。

環境設定、その子に合わせてた遊び方、個別対応
できることは、大人であるわたしたちにいくらでもあります。

遊びのレパートリーを増やす
個別に対応する時間を儲ける
見通しのよい保育環境
担任間のトラブルを減らすなど。

それを一切せずに
「保護者の愛情不足・教育不足」
「加害児は障害児」
と決めつけてしまう保育士が非常に多いのが残念です。

日々の業務は膨大ですし
子どもにただ注意することは簡単です。

ですが、よりよい保育環境を整えることで
子どもたちが笑顔で登園できるようになると思います。
噛みつき対応に悩む方のご参考になれば幸いです。

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