保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
年少女児同士のトラブルについて。どちらもなかなか気が強い女の子でした。Yちゃんはかわいらしく愛嬌のある子。ご家族もおっとりしており、母は妊娠中であるが、Yちゃんの姿をできるだけ受け止めてあげていたよう。相手のRちゃんは父が厳しく、迎えに来ることはあっても無表情。母は穏やかそうな雰囲気。YちゃんもRちゃんも可愛らしいのだが、気の強さからか怒りやすく手や口が出ることもしばしば。2人はトラブルにもなりやすく、YちゃんがRちゃんに噛み付くことも。1回目は迎え時母だった為謝って済んだのだが、2回目があった時のお迎えは父。黙って聞いていたが、前回のこともありご立腹だったようで「クラスをかえてもらえないか」と言われてしまった。
対応者の中での対応
その時の状況、互いの子の思いなどを踏まえて話をした上で、真摯に謝罪をした。
今後同じ事例が起きた時の対処法
子どもがたくさん過ごす園でトラブルはつきものであるし、子ども達の発達段階では当たり前なのだが、同じ子ども同士が同じようなトラブルで、ましてや怪我、傷ものになるようなことはあってはならないこと。トラブルが多い子ども同士ならば、職員間で注意すべきことを共通理解しあって、同じようなトラブルが起きないようにできるだけ配慮をすることが大事だと思う。担任だけではなく園の職員全員でマークすべき子や、一緒にしては危険な子などをしっかり把握しておくこと。また、トラブルが起きやすい状況になっていないか、場所が狭くないか、保育用品の数は十分にあるかなど。どんなことでもトラブルは起きるのだが、子ども達にストレスになりやすい環境ではないか気をつけることも大事。