保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

とある保育園での出来事です。午後の自由遊びの時間。子供たちは思い思いの遊びを見つけのんびりと過ごしています。保育士が1名に対し子どもは7人いました。気が強く、以前からお友だちとのトラブルが多いSちゃんは、その日もお友だちが使っていた玩具が突然欲しくなってしまい力づくで奪い取ろうとします。慌てて保育士のKさんが仲介に入りそのときは事なきを得ました。ですがSちゃんは諦めきれなかったようで、Kさんがよそ見をしているうちにまた玩具を奪い取ろうとしました。そしてとうとう思い切りお友達に噛みつかれてしまったのです。Kさんは急いでSちゃんの患部を冷却しましたが、腕には立派な噛み傷が残ってしまいました。Kさんと園長先生はお迎えにきたSちゃんのお母様に怪我が起きてしまった際の状況をありのまま説明し、今後も引き続き充分に注意して見守りを行っていくことを約束するとともに、Sちゃんにお友だちとのかかわり方を根気強く伝えていくと申し出ました。

対応者の中での対応

怪我をさせてしまったことに対する謝罪だけでなく、当時の状況をありのままに説明することが大事だと学んだ。保護者の方は詳細な様子を知ると納得していた様子だったそう。今後の対策として、保育園側としてもできないことは言わないことが大切だと思った。

今後同じ事例が起きた時の対処法

保育園での怪我は低月齢クラスではつきものではあるが、事故や怪我を未然に防ぐ環境づくりは怠ってはいけない。以前からトラブルが多い子どもがオープンスペースで自由に動き回っていた場合、それにともなって保育士の数も補填されていないとなると遊びの環境をこちらが整える必要がある。少人数ごとのグループにしておままごとコーナーやブロックコーナーを設置し、落ち着いた雰囲気の中で遊べるようにしていく。また玩具の数が足りていないということはないだろうか。もちろん限られた玩具を順番に使用することで社会性が育まれていくこともあるだろう。だが人気の玩具はある程度の数を用意しておくと、子どもたちもストレスなく遊びに没頭できることがある。いま一度働いている保育室の環境を見直してみるのはどうだろうか。

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