保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
Rくんは日頃から落ち着きなく、3歳になってもなお座ってはなしをきくことができない子だった。しかし、診断を受けているわけではなく見る人によっては個性の範疇に見えていた。
あまりに落ち着かない日が続き、Rくんのお迎えがきた際、クラスに常駐して他児の担当者だったSさんがMさんにあまりに落ち着きないことを伝え、近隣の障害児施設に行き診断を受けてはどうかと伝えた。
Mさんはその場では聞き入れたものの、翌日自分の子どもが障害児扱いされて不快だと担任保育士に伝えた。
Sさんがそのような対応をしていた事は誰も知らずそこで初めて発覚した。
対応者の中での対応
クラス担任にも確認せず勝手に障害について言及してしまった事、保育士なので診断する立場ではないことを理解できていない事が悪かった点だった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
もし気になる子がいた時はクラス担任としっかり共有し、園長、看護師等様々な視点から必要だと感じた場合のみ受診を勧めるべきだった。
当時Rくんは3歳になったばかりで3歳児検診も終えていなかった事もあり、もう少し様子を見る必要があったと感じる。
自分の意見を持つことは大切だが、周囲に相談なく勝手な判断でこのような話を保護者にしてしまう事自体絶対にやってはいけないことだと感じた。
とにかく保育士間で連携を取り、必要に応じて対応していくと良い。