保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
Tくんが入園する際、母のYさんより母乳育児にこだわりがあると申し出があった。保育園では園に時間を見て飲ませにこれる場合は授乳場所を提供していたが、それが不可能な場合は家庭でミルクを試してもらい、園でもミルクを飲むのが通常の対応だった。
Yさんの仕事は看護師で飲ませにくる暇はないが、朝絞った母乳を持たせて飲ませたいとの事だった。
対応したBさんは保育歴も長く、子育て経験もあった為前例がないことを伝え返事は待ってもらうよう伝えた。
すると翌日役所から電話が入り、母乳育児への協力をしてもらえなかったとクレームが入ったと伝えられた。役所でも前例がないことだったが保健師や栄養士と検討し、前日に絞った母乳を冷凍し、預かることとなった。母も納得した様子だったが肝心のTくんは哺乳瓶から母乳は全く飲まず結局母が時短勤務をして対応した。
対応者の中での対応
勝手な判断はせず、待ってもらうよう伝えていたのはよかったと感じた。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回のような場合は勝手な判断ができないが、少しは母に寄り添う言葉がけをできればクレームにはならなかったのかもしれないと感じた。
母のわがままばかりを通せる環境は良くないと感じるが、保育園も人気商売なのである程度の許容は必要だと感じた。
わからないことや前例がないことを質問されて、自分が対応する場合は、母に寄り添う言葉をかけつつ、なるべく迅速にその場で確認を取るなどして早くに回答できればよかったと思う。