保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

複数担任(4人)1歳児クラスでのこと。担任の一人(以下A先生)が保護者から「Rちゃんが昨日着ていた服が見当たらない」と言われる。
A先生はその場で「他の子の汚れ物に混ざってしまったかもしれないので探します」と返事。その話を遅番で出勤した私(S)が後から聞く。
Sは昨日Rちゃんが嘔吐したことを思い出し、嘔吐処理のバケツの中に返していない服が入っていないか確認するが何も入っていなかった。その後1歳児クラスに出入りしている先生に話を聞き回り、4月に新しく入った先生がバケツの中の服をゴミと間違えて捨ててしまったことがわかる。すぐに園長に報告し、園長・担任から保護者へ謝罪し新しい服を購入し弁償した。

対応者の中での対応

悪かった点
4月の末に起こった出来事で保育園内もとてもバタバタしていた。新しく入ってきた先生(とくに短時間のパート職員)との連携が上手くいっていなかったのが一番の原因。嘔吐の処理については園内の研修を毎年実地しているが、研修予定日はまだ先。また、短時間パート職員は園内研修に参加することはないので書面を渡すのみ。嘔吐処理後の衣服を入れたバケツには大きく(嘔吐処理 服)と書いてあるが、初めて見る先生には伝わらなかったのかもしれない。いつもと違うことが起こった時は1歳児クラスに出入りする職員に伝えるべきだった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

年度初め、とくに乳児クラスは1日中バタバタとして落ち着く時間がありません。
その中で、保育士同士が連携をとって連絡を密に行うことがトラブルを避ける上で欠かせないと思います。今回のトラブルに関しては、嘔吐物を処理したことをパートの先生にも伝えていなかったことが大きな原因です。
短時間のパート職員は時間で入れ替わるので、連絡事項を伝えるタイミングを逃してしまいがちだと思います。
新年度でこのようなトラブルを起こすと保護者も不信感が強くなってしまうので、新年度こそトラブルがないように徹底することが大切だと改めて実感しました。

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