保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

保育園の親子保育参観中に、KちゃんとAちゃんが仲良く遊んでいました。このふたりはとても仲がいいのですが、遊びがだんだんエスカレートして小さいケンカになることはしょっちゅうあり、保育士たちも常に気を付けてみていました。その日もいつもと同じように遊びながらもテンションがあがっているように見えたので、まずMさんと別の保育士が子供たちに声を掛けました。
保護者も参加していたこともあったのか、子供たちは一度素直に静かになりました。
保護者もいるしと安心したところ、またしばらくしてふたりの声が大きくなってきて、だんだんと言い合いがエスカレートしてきました。すると保護者、保育士Mさんが見ているところでKちゃんがAちゃんの手をパシっと叩きました。驚いてMさんが仲裁に入り叩いたほうのKちゃんを注意したところ、すべてを目の前でみていたKちゃんの保護者が突然怒り出してAちゃんの頭をコツンと叩いたのです。Mさんは唖然としたそうですが、Kちゃんの保護者は興奮が止まらずAちゃんの保護者にも怒鳴りつけていました。Mさんは間にはいっていましたが何もすることができずただ茫然としていたそうです。

対応者の中での対応

内容だけを聞くと、対応したMさんや周りの保育士には非はないようにみえます。
ただ、普段から子供ふたりが仲良く遊んでいてもケンカに発展することをわかっていながら、止めることができず結局保護者の目の前でケンカを防ぐことができなかったのは失敗だと思います。それと保護者の目の前で、子供同士の状況もわからずに片方を注意したことも問題点だと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

いくら保護者が目の前にいたとしてもトラブルが起きてしまったのは保育園なので、親に子供を任せるのではなくきちんと責任感をもって最初の子供たちの言い合いの時点で引き離すのがベストだったように思います。
また子供同士のいつものケンカを保護者が理解していないことも多いので、そのときに保育士がいつも仲良くてもケンカになってしまうという話をして保護者にも協力をしてもらえるように話していれば、トラブルになる前に子供同士を離せたと思います。
またKちゃんがAちゃんを叩いたことはとても悪いことですが、保育士が慌てるのではなく子供同士に声をかけふたりに話を聞いたうえで、Kちゃんには理由があっても叩いてはいけないことを伝えるべきだったと思います。
保護者の前で保育士が慌ててしまうと、保護者は自分の子供は自分が守ろうと思ってしまうので、保育園では保育士が保護者がいても責任をもって園児に関わることが大事なことだと思います。

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