保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男の子
トラブルが起きた背景
Iくんが友達に対して支配的で、友達の持ち物(キーホルダーなど)を持って帰ったりする行動が度々見られたので、本人にいけない事だと伝えた上で連絡帳で保護者に伝えた。
次の日、父親が怒りの表情でやって来て「連絡帳を読んで母親が落ち込んでいる。まだ子どもなんだから、そこまで神経質にならなくてもいいんではないですか?」と言われた。
父親と対話し、普段の保育所でのIくんの様子を伝え連絡帳に書いた経緯を説明する。それでも父親は納得できない様子だった。
その後、母親と直接話をする機会を持ち伝え方が間違っていたことをお詫びすると共に、Iくんの家庭での様子、保育所での様子を情報交換する。
最後には母親も心の内を話してくれ納得してくれた。
対応者の中での対応
保育所の送迎をするのは父親で、母親との繋がりができてなかったのに連絡帳という手段で良くない事を伝えてしまったことが良くなかったと反省。
今後同じ事例が起きた時の対処法
文字で伝えると受け取り方で誤解を招いてしまうことが多いので、良いことは連絡帳に記入しても良いが、保護者が不安に思ってしまうような内容は直接顔を合わせて誠意を持って伝えることが大切だと思う。
また問題点として伝えてしまうと神経質になってしまう保護者もいるので、日頃から保護者とのコミュニケーションを大事にして、ある程度の信頼関係ができてから伝えるようにするとトラブルになりにくいのではないかと思う。