保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男の子
トラブルが起きた背景
保育室で大きな家の遊具を出して遊んでいた際の出来事。
場所の取り合いによりR君がS君の手首を噛んでしまった。
その際、保育士は保育室に4人。それぞれ部屋に分散して子どもとかかわっていたが、大きな家の影(死角)で保育士たちも揉め事に気づかなかった。揉め事も大きな声などは聞こえず、噛まれて泣いたことによって気づいた状態であった。
噛まれたS君は流水と保冷材により冷やし、噛んだR君には嫌なことがあったら「いや!」と大きな声でお友達に伝えるように教えた。また、S君の保護者には噛まれてしまったことを延長保育担当の保育士により伝え謝罪を行った。
対応者の中での対応
噛んでしまったR君は普段からの噛み癖はない子で、噛んでしまったことに対してもとても反省し泣いていたため、頭ごなしに怒らずに言葉で伝える方法を教えたことはよかったと思う。
またS君の患部を冷やしたこともよかったと思う。
今後同じ事例が起きた時の対処法
園児がけがをして、その際に保育室にいた保育士が園児のお迎え時にいた場合は、その保育士がきちんと事情を説明して謝罪をするべきであるが、今回のように退勤して保護者に直接伝えられないときは延長担当の保育士に代わりに謝罪してもらうことが大切である。
その際に、できればどういった対処を行ったのかまで説明してもらえればもっと良かったと思う。
また翌日保護者に会えるのであれば、会って謝罪とともにケガしたところの状態を聞けたら丁寧なのではないかと思う。
本来は陰になるような場所には特に注意を払って保育をするべきであったと思う。