保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

今からもう10年以上前の話ですが、私が担当していた児童が園で遊んでいる時間に男の子から暴力を受けると保護者に訴えました。
園の中で他の先生たちと見ていても私たちにはどうしてもいじめがあるようには感じられず、二人は逆に仲が良い遊び相手だと思っていました。なので驚いてしまいしばらく注意して様子を見ましたが、やはり喧嘩はするものの一方的に暴力を振るわれている様子はなかったので、それをそのまま保護者の方にお伝えしました。
すると、園は何もわかっていない!暴力を受けて家で泣いていて、痣もできているのに隠ぺいしている!とトラブルになってしまいました。

対応者の中での対応

最初から暴力はありません、見られませんでしたとありのままをお伝えしてしまったのが間違いだったと思います。
保護者の方が心配になっていたのなら、いったんそのような事実があったかどうかはおいておいて、それは辛い思いをしましたねなどと気持ちを受け入れてしばらくこちらも注意してみていきますねと話すべきでした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

私は結論を急ぎすぎてそのような事実はないと思いますとすぐに返答してしまいましたが、一旦は返答を保留すべきでした。
同じような案件がその後もありましたが、その際には暴力やいじめの事実はないと思うなと思っても、一旦はしっかりと様子を見て対応しますねと保護者の方に同調しました。
児童が該当児童とけんか等をした際に、暴力と受け取られかねない事案があったこと、一方的だったかどうかその後の2人の関係性などを逐一細かく観察して保護者にお知らせし、この喧嘩を暴力を受けたと感じることもあると思うこと、辛いようなら2人が喧嘩にならないよう極力こちらも見守りますなどと、保護者の方からそこまでしてくれるんだと思ってもらえるくらいに気持ちに寄り添って事実を正確に伝え続けることで、すこしずつ分かってもらえるようにすることも大切だと思います。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ