保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女の子

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

保育室でそれぞれ自由に遊んでいる中で、急にある男の子がHちゃんのふくらはぎに噛みついた。1週間前にもおなじ男の子がHちゃんに噛んでいて連続でのけがとなってしまった。
お迎え時にHちゃんの保護者に謝罪し状況や対応を丁寧に説明したところ「わかりました」と言いつつ納得していない様子で降園した。
次の日Hちゃんの連絡帳に「噛みついた子どもの保護者にもきちんと伝えてほしい」と要望があった。登園時にも口頭で同じ話があり、相手の保護者からひと言ほしそうな様子だった。
当園ではこのようなけがについて、責任は噛みつきを止めることができなかった保育士にあると捉えているのでその点を手紙と口頭で丁寧に説明し、こちらの対応不足を改めて謝罪した。
次の日、丁寧に説明したことに感謝してもらい私たちの考えも理解してもらえた。

対応者の中での対応

入園して初めてのけがが友達からの噛みつきということと、2週にわたって連続でけがをさせてしまった点をもっと重く受け止めてけが当日のお迎え対応で謝罪とけがの状況だけではなく、保育士がけがを防ぐ行動ができなかった点などをさらに丁寧に伝えるべきだった。
保護者からは、はっきりと要望を伝えてもらえたのでその要望に応えられない理由、今後の対応について丁寧に説明ができたと思う。
口頭だけではなく手紙を書くことでより丁寧な印象、その場にいなかった保護者(母)にも伝えることができたのはよかった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずは、しっかりとできごとについて説明と謝罪をすることが大切である。
また両親ともに話ができるわけではないので、手紙や電話などでその場にいなかった保護者にも直接説明ができるようにする。対応の仕方については自分一人で判断するのではなく、先輩や主任に相談し迅速に対応できるようにする。対応の遅れやはっきりしない返答は相手からの不信感につながるので絶対に避ける。
園全体としては、いろいろな場面を想定したロールプレイを園内研修として定期的に行うと職員の質の向上につながる。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ