保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

性別 女性

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トラブルが起きた背景

野菜がどうしても食べられないKちゃんは、年少のころから保護者の相談を受けて、給食の野菜はほんの少しだけ盛り付け、食べなくても食缶に返すという約束にしていた。
また、おかわりしたいときは、残していない園児にだけさせていたが、Kちゃんは野菜以外を全部食べ終わったらおかわりをしていいことにしていた。
Kちゃんの好きなデザートが出たある日、Kちゃんのことをよく知らない転園の園児が、野菜を残しているのにデザートのおかわりをしようとしているKちゃんを責めた。その時、おかわりのルールを今後改めると園児たちに話し、デザートは全員に配った。
その後、Kちゃんの保護者と話し合い、おかわりのルールは、Kちゃんもみんなと同じにするということになった。

対応者の中での対応

・Kちゃんだけの特別ルールを作っていたのがよくなかったので、改めることができてよかった。
・野菜嫌いについては、極力減らして盛るという点は変えずに済んだ。
・Kちゃんにも、園では他の子と同じルール化で過ごさなければいけないことが伝わった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

食べ物の好き嫌いが激しい子は、本当に食べません。心因性の嘔吐や発熱に至ることもあるので、あまり軽く見ない方がいいと思います。
また、給食のある園だと、好き嫌いが原因で登園渋りをする子どもがいます。家庭の考えも一つひとつ違うので、保護者とよく話し合った上で、給食の配膳やおかわりのルールを決める必要があります。
ただ、他の子どもが不公平感を持つようなルールはよくないです。遊びなど他のこともそうですが、特に食べ物のことは、子ども同士でも結構シビアな問題です。年齢が低いとごまかせる部分もありますが、成長すると子ども同士のもめごとに発展します。
その子のために作ったルールが、逆に苦しめるもとになっては本末転倒なので、一度決めたルールも変えていく柔軟性も大事だと思います。

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