保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 男性
トラブルが起きた背景
3時のおやつを食べ終えた夕方頃、帰りの支度をしていたYくん。
早く帰りの支度を終えて遊びたい気持ちが大きく、テラスからタオルを持って走って2歳児の保育室内へ入ってきました。その際に足が絡まったのか、つまづいたのか、2歳児の保育室内で転んでしまいました。その際にうまく手をつけず、顎と下唇の下をおもいきり床にぶつけてしまい、歯が下唇の下に貫通して結構な血が出る怪我をしました。保育園で応急処置をし、保護者には病院へ連れて行くことを連絡して担任保育士と園長、Yくんが病院へ行きました。病院の処置のおかげで血も止まり、笑顔がみられるくらいに回復しました。
保護者は病院には間に合わず、保育園に帰ってからYくんの様子と状況説明をし、降園しました。
対応者の中での対応
日頃から保育園内では走らないことを徹底して、走りたくなる原因、要因を考えて対処しておくべきだった。
保育園内での応急処置の対応は素早く混乱することなく行えたと感じます。
今後同じ事例が起きた時の対処法
日頃から保育園内では走らないで歩くということは注意している園が多いと思うが、子どもたち1人ひとりの性格や行動の仕方が違うと思うので、危ないなと少しでも感じた時には何が原因で走りたくなるのか、走ってしまうのか、考えて対処していくべきだと感じます。
Yくんの場合はお気に入りの玩具があり、それを早く使いたい、誰かに取られたくない、という思いから走ってしまうという事が多かったので、お気に入りの玩具の数を増やしたり、興味を持つ玩具の種類を増やすなどの工夫が必要だと学びました。
園内で応急処置の研修や園内看護士から応急手当て等の仕方を日頃から学んでいたので、パニックになることなくすぐに対応、処置できたと感じます。
ですから、日頃から応急処置や手当ての仕方などを学んでおくこと、園内研修を行い、保育士の知識の統一をはかっておくことも大切だと感じました。