保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

デパート内の託児所で、常時保育士が2名、最大お子様(半年~6才未満)10名をお預かりしていました。大体2-3名のお子様がいて1-3才が多く利用されています。その日はNちゃんと他1名乳児のお子さんがいました。
比較的余裕があったし、Nちゃんは保育士と一緒に遊ばなくても一人で遊んでいたので見守りと乳児さんをみていました。Nちゃんを見守っていた保育士1名がトイレにいったとき、Nちゃんがクレヨンを口に入れてしまったようで口の周りが紫になっていました。
すぐに乳児を見ていた保育士が口をすすいで、飲み込んだ形跡がないか確認しましたがよくわかりません。そのクレヨンはお客様からの頂き物で(使用済みお古です)メーカーがわからず成分もわからず困ってしまいました。その旨をお母様にお伝えしてその時はすんなりとお帰りになりました。
でもその後に本部に電話がかかってきて大クレームがきたそうです。小さい子は何でも口に入れやすいのにどんなクレヨンを使っているのか管理ができていない。帰るときに「すみませんでした」と謝られただけでなぜ病院に連れいく、または保護者と病院に行くという対応をしなかったのか。上司が出てきて謝罪すべきだなどお怒りの声を頂きました。
幸いその後もNちゃんに異常は無かったと聞いています。

対応者の中での対応

自分は乳児を見ていた保育士ですが、もう一人がトイレに行くときにしっかりとNちゃんも見ておくべきでした。
また状況を本部にすぐ連絡をして指示を仰ぐべきでした。もしかしたら命に関わる事態だったので保育士たちで解決するべきでは無かった。この件を受けて他3名の保育士と一緒に会議を開いて、トイレ等ルームを出るタイミングの見直し、備品の管理、清掃のやり方、緊急連絡網の見直しなどをしました。
あと、クレヨンなど文房具で安全面が信頼できる物の情報収集など勉強会をすることになりました。
最後に子供から目を離さないという当たり前の原点に立ち返って、保育士5名でルームを運営する気持ちが高まり新たな緊張感と連帯感も生まれました。その後、Nちゃんは遊びには来ませんがもう一度保護者様とお会いしてきちんと謝罪をしたいと思っています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

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