保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
保護者の方は化学過敏症など様々な病気を持たれている方。子どもはなにもない。様々なにおいに敏感な保護者であり、どうなるかなどの話は聞き入れそういった方は存在することは園としても理解できるようにした。
友達の衣類が本児の衣類の近くに置いていたり、布団も重ねて入れるため匂いが移りやすい。その匂いが本児の服についていると苦情があった。園のルールとして匂いのことは保護者にはお願いはしておらず洗濯の洗剤による匂いはどうすることも出来ない状態であった。
園全体としてもその方以外にこのような苦情もなく、洗剤の匂いが家庭により様々な匂いだった。集団生活をする中で友達と衣類が混じってしまうことや衣類が近くなることはどうすることも出来ないこと、布団に関しても収納場所が限られるため重ねて入れておく以外の方法はなく、無理であれば毎日持って帰って欲しいことを伝えた。
対応者の中での対応
園に預けるのであれば集団で生活していく形は認めて欲しいことを伝えた。
だが、化学過敏症について詳しくはなかったので匂いに敏感な部分で困られていることについて話を聞き保護者の気持ちを聞き出し受け入れている部分も作ることにより、園としてどうにか出来ることがないのかも探れるようにしたことで園からの意見を伝えるだけでなく、保護者の気持ちも受け入れたという気持ちも持ってもらえるようにした。
こうすることで今後の信頼関係にも大きく左右するため進めかたについては慎重にしていた。
保護者の方の背景に話を聞いて欲しいという部分も大きくあったので、その部分を拾ったことにより園側の思いも聞き入れてくださるきっかけともなった。