保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士男の子
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
0歳児に預けられており、入園当初よりよく発熱や体調を崩すことが多く、悪化もしやすく入院になるケースも見られていた。
園のルールとしては38度の発熱より保護者への連絡をしお迎え依頼をしていた。看護師在中でもあるためその時の子どもの様子にもなるがルールとしては38度での依頼となっている。
本児もとても活気があり、食欲もあり熱だけが少しずつ上がっていくという状態が続いていた。そのような状態であったため、38度までは保健室対応で38度になり保護者へのお迎え依頼となった。お迎えに来た保護者からもっと早く連絡をして欲しい、以前より入院もしているから悪化しやすく悪化して面倒を見るのは母である私でありしんどいと。38度までに上がるまでの状態や本児の様子を細かく伝え、37度の時点で活動には参加せず休めるよう保健室で、看護師が1対1での対応を行っていたことも伝え今回の連絡になったことも伝えた。
それでも半分は納得していない様子は見られてはいたが、様々なことをし経過を見ていたことについては感謝をしていただいた。
その後の対応として朝の受け入れ時点では体温高めなど上がる見込みがある場合のみどれぐらいでお迎え依頼をして欲しいのか要望を先に聞くという個別対応をすることで納得して頂いた。
対応者の中での対応
まずは園全体として全員に伝えているルールを伝え確認作業をしてもらい、園のルールを再確認してもらったこと。
だが、子どもの体調は一つのルールでは対応できないことはあるし個別に対応していく必要があることは念頭においていることもある。
なので、基本的なルールは抑えてもらいそれに従った行動をとってもらいながらも本児は体調を崩しやすい、悪化しやすいという部分を考慮したうえ個別での対応をしていくという話をしたこと。
それにより保護者もすべての意見を批判、受け入れてもらえないではなく対応はしてもらったという思いも持ってもらえるし、今回の対応とし、朝の時点であまり体調がよくないとなると悪くなるケースはよく見られるので、早くに悪化を止め本児自身のしんどさも軽減することが出来る。