保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
おやつ時、全員に牛乳の提供をおこなっている。
アレルギーや当日の便の状態で停止する場合があるがその他健康状態が問題なければ提供を行っている。
今回のトラブルではアレルギーなし、牛乳を飲んでみても本児の健康に変化ない状態で、家庭では乳を提供すると便がゆるくなる為、牛乳のみの長期提供を停止して欲しいとの事。
また牛乳本体のみの停止で、料理として使っている分の提供はしてもらっていいとの事であった。園として便がゆるいからなど単発での停止は対応しているけれど、アレルギーでもない、病気などの診断もない中での長期停止はできないと伝える。
長期停止するのであればアレルギー検査をし乳を停止するアレルギー対応をするか、病院受診し乳糖不耐症など牛乳を停止しないといけない健康状態であることを診断し、診断書の提出をお願いした。保護者は病院へ行くことに不満する姿は見られたが、園としてはなんらかの診断結果を出さなければ対応できないことを伝えた。
その後病院へ受信され乳糖不耐症疑いにより牛乳の停止となった。
対応者の中での対応
園への要望をなんでもすぐに許可してしまうとなんでも言えばやってもらえるんだという風潮になってしまうので、園での方針を提言し、その後も緩まず方向性が固まった対応をしたことで保護者も意見を受け入れた傾向にある。
今回の対応でまた同じようなことが起きても今回のような対応が出来る。今回の要望は長期的な停止でもありその日だけなど単発的な対応ではなかったのでこのような方針で対応を進めたのでないようにより対応は変えていかないといけない所だと今回の対応から学んだ。
単発ではこんな対応をしていることも伝えているので、もし病状が落ち着き飲めるようになってきたときには単発での停止の提案もできると思う。食事面は個人差はとても大きいので慎重な対応が必要となる。