保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士男の子
対応者
対応者 保育士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
以前勤めていた保育園では、給食を基本的に絶対に残さない。食べさせるというほぼ規則のような物がありました。
私は新米保育士だったのでその頃は毎日が必死で。自分で言うのもおかしいですがすごく毎日頑張っていたと思います。もちろんこの方針はアレルギーやその他、健康被害のない状況の事ではあります。
そんなある日いつものように、嫌いな物が入っている給食を残したのでその食材と他のご飯とを混ぜて、食べるまで一人で部屋の隅で食べさせていました。全然食べ進まないですが一時放っておくことにしました。
程なくするとちょうどそのタイミングでその子のお母さんが迎えに来てその光景を見て激怒しました。何をさせているのかと虐待紛いな言いぶりで興奮していました。
対応者の中での対応
その後その子のお父さんおばあちゃんも保育園へ来て問題となりました。話し合いはその場では収まらず。その後数日にわたって引きずります。
園も方向性を変え度々の謝罪でようやく和解できました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
こればっかりは、私自身の対応だけではどうこうなる問題ではないと思いますが。
もし出来ていたとすれば園の指示を尊重しつつ児童一人一人のバックグラウンドと特徴を上手く捉えて判断すればと思う事もあります。
さらに私と園とのコミュニケーションも甘かったのかとも考えるところです。
昔はモンスターペアレンツという言葉が使われた時もありましたが、時代はもはやモンスターペアレンツと揶揄する時代ではなくそれが普通であるとシフトしています。こちら側が変わらなければ時代が進まないことを実感しました。
今回の件はその児童家族の極端な特徴があったかもしれませんが、私の力不足であった事は間違い無いので勉強と思って自分を慰めます。