保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男の子

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トラブルが起きた背景

いつもやんちゃでわがまま盛りのYくん。誰と遊んでいても喧嘩になったり、すぐに手を出してしまうなど保育士から見てとても気にかけている存在だった。
Yくんの保護者はうっすらそのYくんの問題行動に気づいているようだが、Yくんの姉も同じような感じだったようで子供はみんなそのようなものだと思っていて特に気に留めていない。
通常保育が終わり預かり保育中に、みんなで保育室内でブロックやレゴなどして遊んでいるとどうやらまた他児と物の取り合いをしたらしく、保育士が慌てて仲裁に入ると、Yくんはいきなり立ち上がりすぐ横にあったコートなどをかける壁に備え付いているポールハンガーにぶら下がってふざけ出した。
怒られても自分は怖くないし平気だよというふうに見せたかったのだと思う。そのときYくんがぶら下がっていた木製のポールハンガーがボキッと音を立てて折れた。

対応者の中での対応

すぐに子供達全員に怪我はないか、飛沫物はないか確認したが特になかった。
Yくんに理由を尋ねたが全然悪いと思っておらず反省していない。謝らない。
保護者にも話したが保護者はYくんは悪くない、ちゃんと見ていない保育士が悪いと言った。
園長判断でまずこの話は静かに収め修繕費も園負担で直した。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Yくんに対してすぐにだめだよ危ないよと止めたが、もっと違う言葉掛けをしていたほうがよかったかもしれない。
ただYくんのことは普段から気にかけていたので立ち上がって何をするか一部始終見ていることができたので、園長にもすぐ状況説明をすることができたのは良かったと思う。
Yくんの保護者への話し方もYくんのお母さんの気持ちに寄り添って話かけが出来たと思う。Yくんもわざとではないと思うしYくんも怪我がなくて本当によかったと伝えたことでお母さんも表情が少し緩んでいたので、関係を悪化させることなく、でもYくんがしたことの重大さも伝えることができたので良かったと思う。
ただYくんから謝罪の言葉が最後まで聞けなかったので、Yくんの今後の人生のためにももっと日常生活のなかで深く関わって素直にありがとうやごめんなさいが言えるようにしていかなくてはならないなと思う。

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