保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
性別 女性
トラブルが起きた背景
運動会の2日前、保育中に発熱と嘔吐の症状があったMちゃん。
保護者の方に連絡をし、迎えに来てもらうようにお願いをすると、すごく不機嫌そうな保護者のFさん。
1時間ほどして迎えに来たFさんだったが、保育士がMちゃんの様子を伝えても返答せず、保育士と目も合わせずに「うちの子、運動会休みますから。参加しません」と言って帰ってしまった。
普段からFさんは態度が悪く、迎えの時にMちゃんのスタイが濡れていると、保育士に何も言わずに引き出しから新しいスタイを取り出して周りに聞こえるように思い切り引き出しを閉めたり、持ち物のお願いや記名のお願いをすると不満そうに答えたりということがあったので問題視していた。Fさんとのやり取りを園長に伝えると、園長がFさんに電話をし、まだ運動会まで2日あるため、当日の様子によっては参加を検討してほしいことを伝えてくれた。
結局Mちゃんは不参加だった。後日登園した際は、Fさんはとても機嫌が良く、保育士に話しかけていた。Fさんは自分の機嫌次第で周りへの対応が変わるため、気を遣ってはいるがストレスに感じる。
対応者の中での対応
当時1年目だった私は、迎えに来たFさんの態度に怯んでしまい、うまく言葉が出なかった。退勤時間を過ぎていたが、ペアを組んでいるもう1人の先輩保育士が念のため待機していてくれていたので、私が戸惑っていると対応を代わってくれた。
私はMちゃんの帰りの支度をして見送ったが、うまく対応できなかったことが残念だった。
今後同じ事例が起きた時の対処法
園長と先輩保育士が、しばらくはFさんの対応は自分たちが行うので、心配しなくて大丈夫と言ってくれた。
しかし、Mちゃんの迎えの時間が遅いため私が対応しなければならないことが多々あった。
不安だったが、特別扱いせずに他の保護者と同じように対応することを心がけていると、Fさんも特に変わった様子なく話してくれた。Fさんの態度を気にし過ぎずに対応を心がけることができてよかったと思う。