保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士男性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Hちゃんのご両親は共働きで育休期間が終わったことでお迎えの時間も19時をすぎることが多くなってきました。
ある日、おそ迎えの時間になっても奥様が来られず、ちょうど延長の依頼が入ったということで19時半までお預かりすることになりました。19時半前に奥様がいらっしゃりすごく申し訳ない様子でHちゃんを引き取りに来てくれたのですがその際に「Hちゃんママが来て嬉しいね!」と言いたかったのですが「Hちゃんママが来たねー。寂しかったね可哀想に」と口走ってしまいました。
家庭により事情もあり、子供を大切にしているということには変わりないのに何故そんなことを言ってしまったのだろうと今はとても後悔しています。
その時の奥様の申し訳ないような悲しいような怒っているような表情は今でもわすれられません。
次の日に奥様に電話連絡を行い、先日の失言について謝罪を行いました。園の中でもそのような心無い一言が保護者さんを傷つけることがあるということを再度認識し誠心誠意大切なお子様を保育して子供だけでなく保護者様にも信頼されるような園を目指すと共有が行われました。

対応者の中での対応

良かった点としては翌朝すぐにお詫びの電話と謝罪を行った点、改善案の提示と園内共有をきちんと行えていたことが良かったと思います。
悪かった点としてはやはりとっさに出てしまった心無い一言で奥様を傷つけてしまった点だと思います。疲れや早く帰れない苛立ちや職場の人間関係等イライラする理由はありましたが、絶対に園児や保護者の方々にそう言った点での怒りや不満をぶつけてはならなかったと猛省しました。
私達は命を、お父さんお母さんのいちばん大切なものをお預かりしているということを再度認識し、自分の不注意で生まれた事案ではありましたが今後の保育士人生を送る上でいちばん大切なことを再認識するいいきっかけになったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

もし後輩が自分と同じような心無い一言で園児や保護者さんを傷つけてしまうようなことがあれば、きちんとその保育士と向き合い話しをしたいと思います。
まずは保護者様への謝罪が先ですがなぜそのような発言をするに至ったかその保育士が私と同じように園の環境で悩んでいないか、どうすれば真摯に園児と保育士と向き合えるのか目を見て話をし、一緒に解決策を考え行動していけるような先輩でありたいと思います。
保育士が楽しく働いているかつらそうに働いているかは絶対に園児や保護者様に伝わると思うので後輩が楽しめる環境を先輩として作っていきたいです。

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