保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

保育園の園庭でこども達を遊ばせていました。一人の男の子が砂の入ったバケツを振り回し、まわりにいた何人かの友達に砂がかぶったりバケツが当たったりなどの被害が出ました。
すぐに気付きその子を止めましたが、バケツが当たった子が泣いていました。私はその子のケガの状態の確認に気をとられていたと思います。他の砂が飛んできたと訴えた子達に「大丈夫?」と聞きましたが泣いている子の対応をしながらになってしまったと思います。
お迎えの際に、泣いた子の保護者に今日のトラブルとバケツが当たった場所の確認(ケガにはいたりませんでしたが)、そしてお詫びをしました。
しかし翌日、砂をかぶった子の母親に「砂の中に小石が混ざっていてうちの子の額に当たった」とのご連絡を頂きました。ケガはなかったし、母親も怒っている訳ではなかったのですがハッとしました。泣いている子(訴えが大きい子)に気をとられてしまい静かに耐えていた子のヒアリングを十分にしなかったと反省しました。
ご指摘を頂いた方とお子さんにはもちろんお詫びをし、至らなかった点を認め今後しっかりと目を配りなかなか訴えられない子に対しても寄り添う様にしますとお話ししました。

対応者の中での対応

最初の対応として、訴えの大きさで判断してしまったのはとても反省しています。
子どもによって訴えの大きさは違います。泣いている子に対してももちろんですが、その場にいた子ども達にただ目視でケガがない、泣いていないで判断せずに寄り添いヒアリングをする事でその子が受けた事実を確認出来ます。
その上で保護者の方にも、しっかりとその様な事があった旨をお伝え出来たら良かったと思います。もしかしたら目に砂が入ってしまったり小石でケガに至ったりしたかもしれません。我慢強い子やおとなしい子にもしっかりと目を向け、耳を傾ける必要があったと思います。
それに気づかせて頂いた良い機会となりその後その保護者の方には、あの時の事で自分自身ハッと気づかせて頂いた機会となったとお話ししました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

何か訴えがあった際に、それを真摯に受け止める姿勢はとても大切だと感じました。不満があるから訴えるのであり、それを流して聞いてしまわず「お話しして下さりありがとうございます」との気持ちを見せる事で、たとえそれがクレームであってもそこで少し落ち着いて頂けるのだと思います。
保護者にとってお子さんの事は何よりも大切でそれゆえに時には保育士にとって「うるさい」と感じてしまう訴えもあるかもしれません。
それを上手く聞き対応する事で、確実に信頼される保育士になれると確信しています。

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