保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女の子

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トラブルが起きた背景

春の天気の良い日、園全体で近くの公園にお散歩に行きました。そこで各クラスに分かれて遊ばせていたときに、そのトラブルは起きました。
5歳児クラスの子たちが広場で鬼ごっこを始めたのです。保育士2名もいっしょになって遊んでいたのですが、1人の男児が鬼の保育士に気を取られ、後ろを向きながら走って行って2歳児クラスの女児Tちゃんにぶつかってしまいました。
女児は顔面から転倒し口の中を切る騒ぎに。
号泣し血を流すTちゃんに周りは騒然としましたが、3人の保育士でTちゃんに水でうがいをさせ抱きかかえながら口内を観察。幸い歯にぐらつきなどはなく、すぐに保護者に連絡して歯科医を受診してもらうことにしました。
受診の結果、少し口内を傷しただけで歯には影響がなくみんなほっとしました。

対応者の中での対応

まずは保育士の目の不行き届きが原因ですよね。
もっと2歳児さんには目を配り、鬼ごっこをしているそばで遊ばせたのはいけなかったと反省しています。
そもそも鬼ごっこは異年齢クラスが混合しているときにはしないほうがいいと思いました。けがをさせてしまった男の子もショックだったと思うので、それもかわいそうなことをしたと思います。
走るときは前をしっかり見て走ろうねという指導はしたものの、Tちゃんは大丈夫だよ、あなたは悪くないよとフォローも忘れずできたところは良かったです。
水でうがいをさせるにも、口をつけてない水がなかったので自販機で買いましたが、自販機がないところもあるためまっさらの水を持ち歩いておくことも必要だと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずはこういった事故が起きないよう、異年齢保育を行う場合は遊ばせる場所や内容をしっかり考えておくことです。
ケガをしてしまった子に関しては、年齢によって大泣きしてパニックになるためしっかり抱き寄せ「大丈夫」だと安心させてあげることが大切です。
またけがをさせてしまった側の子の心のケアも同時にしてあげる必要があります。
そして当然ながら保護者の方にはすぐに連絡をし、少しでも気になる症状は必ず早めに受診してもらうようお伝えしておくことが必要です。

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