保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園運転手女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

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トラブルが起きた背景

新型コロナが流行しだした2020年3月頃、中国国籍のHちゃんが日本国籍のR君に「中国人である事」をからかわれ、同クラスの男子数名(いずれも日本国籍)から「コロナ」と呼ばれる事がその日複数回あったようで、Hちゃんが帰宅後両親に話し保護者Tさん両名が「もうこんな保育園はやめる」と職員室に来られました。
Hちゃんはまだその意味がわかっておらず「今日園であった出来事」としてご両親にお話ししたようでしたが「こういうところからいじめに繋がるんだ」と強く言われました。
実際に「コロナ」と呼んでいた場面をどの保育者も見ておらず、まずは聞き取り調査からしますとの事でお帰りいただきました。
すぐに男子数名の名前と事実確認を行い「人種差別である事」「言われた人はとてもいやな気持になる事」を教え、園児からHちゃんへ謝罪した事を後日報告し、またそのような事が起きないように指導する旨を保護者両名へお伝えしました。

対応者の中での対応

保護者両名の主張をしっかりと聞き、すぐに調査に動けるよう手配したので大事にはなりませんでした。
しかし見えないところとはいえ、そのような差別からいじめに繋がるというのは最もだと思いましたので、同じ事が起きないよう指導項目へ追加しなければならないと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回と同じ流れになってしまうかとは思いますが、事実確認をしっかりと行い再発防止に努めたいと思います。
また今回はHちゃん保護者と保育園の間で収束したトラブルでしたが、該当園児の保護者同士によるトラブルに発展しかねない問題でしたので、改めて保育者マニュアルに再発防止を追加しなければならないと感じました。
中国の問題に限らず、園児同士はちょっとした大人の言い方などを真似しますので、保育者も決して差別的な言い回しを園児たちに聞かせる事がないように徹底したいと思っています。

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