保育施設の事例

施設名: 保育園

保育園保育士女性

対応者

対応者

対応者 保育士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

新型コロナウイルスが流行し、我が自治体では「37.5度以上の発熱があった場合は、解熱後24時間は自宅で経過観察をするように」との通達がありました。
そのことは保護者にも周知済みです。しかし園で発熱37.5度以上が確認されお迎えを要請した際に「元気そうなので明日は登園させますから」と強い口調で一方的に言われてしまいました。自治体からの通達を再度伝えたものの「でも鼻水や咳もなく元気なので」と頑なに聞き入れてもらえなかったです。
まずクラス担任が対応しましたがなかなか折り合いがつかなかったため、対応を園長へと任せました。
保護者の「仕事が休めない」という気持ちに寄り添いながらまずは話を聞き、その後「元気そうであっても、保育園にくることで疲れなどからも再び体調を崩してしまうこともある」という点を伝え、子どものためにも24時間の経過観察をしてもらうよう改めてお願いをしました。
子どものためにという点を伝えると最終的には納得してもらえました。

対応者の中での対応

「市からの通達があったので」と一方的に伝えるのではなく、保護者の「仕事を休みたくない、休み辛い」という気持ちにまずは寄り添い、じっくりと話を聞くようにしたことで相手の気持ちも少しやわらいだのかなと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

「でも決まりなんで〜」というように、ルールを主張し押し付けるのではなく、まずは保護者の思いをしっかりと聞いて受け止めて、頑なな主張の中にある思いや事情をしっかりと把握することが大切かなと思いました。
そのうえで「子どもがどうなってしまうか」「子どもがどう思うか」といったように、子ども目線にたって伝え、子どものためにルールを守ってほしいというスタンスで相手にこちらの主張を伝えるのが良いのかなと思いました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ