保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女性
対応者
対応者 保育士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
Aちゃんは明るく4歳児にしてはかなりませていておしゃべりも得意な女の子でした。
ある日、給食の時間にみんなでご飯を食べていた時、同じクラスの男の子(Dくん)がふざけ始めました。
何度注意してもいう事を聞かず、他の子が言ってもずっとふざけていたので私が「そんなにふざけてたら鬼さんがくるよ」と言いました。
するとDくんではなくAちゃんが「いやだー」と泣き出してしまったので「Aちゃんはちゃんとお利口に座って食べてるから大丈夫」といってその場は収まりました。
しかしその日の夕方お父さんから電話があり「うちの子に鬼がくるって脅したらしいな」とクレームの電話がありました。
「うちの子がビビりって知っとってそんな事言ったんか」と言われたので「Aちゃんはお利口に座って食べていました。クラスの男の子がふざけて何度注意してもいう事を聞かなかったので、その子に対して言った発言です」としっかりと説明を行いました。
対応者の中での対応
かなりの脅し口調で来ていたので、もしかしたら女性保育士であれば縮こまってしまい上手く説明することができなかったかもしれません。
その点私は男性保育士ということもあり冷静に対応できたことが良かったかと思います。
悪かった点としては、正直予想外の角度からのクレームだったので、私も若干ムキになって強めの口調になってしまっていたかもしれません。
今後同じ事例が起きた時の対処法
恐らく「鬼さんが来るよ」というフレーズはどこの保育園でも使われているフレーズだと思います。
ただ、今回のケースのように別の子どもが泣き出してしまった時にもっとケアをしてあげられたら良かったなと反省しています。
そしてお父さんとの会話でもムキにならず「間違ったことをしているわけではない」という事を冷静に話すことが大事だと思います。