保育施設の事例
施設名: 保育園
保育園保育士女の子
対応者
対応者 保育士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
運動会での動画撮影、写真撮影は元々良いことになっていたが、毎月の園のおたよりに他のお子さんが映り込んでいる場合があるため個人情報保護の為、SNSに動画や写真を掲載することは禁止すると繰り返し保護者に伝えていた。
しかし運動会後、Instagramにて他児が映り込んでいる動画をSさんが掲載してしまった。元職員がInstagramにて通じていた為発覚し、翌日K保育士から保護者に声をかけ削除を依頼した。Sさんは自分のことが映っているのを見せる為掲載した為消したく無いと言った。
すぐに園長とともに対応し、他のお子さんにモザイク処理してから載せるなら良いと伝え納得の上削除していただいた。
元職員から報告を受けた保育士が園長に相談し、そこから担任のKが対応することとなった。保護者はあっけらかんとした様子で何がいけないのかわからないと憤慨したが、DV被害から逃げてきている保護者や、園での写真すら撮らないで欲しいという要望もある中だったことを伝えて、動画や写真が禁止になる可能性を伝えるとしぶしぶだが削除してくれた。
対応者の中での対応
初めに禁止しているから消すよう話してしまった為、保護者に本意が伝わらず曖昧な言い方になってしまい悪かったと感じた。
今後同じ事例が起きた時の対処法
お便りでの一文はそのまま毎月入れることとし、クラス入口、玄関入口に大きく掲示することとなった。
保護者に伝えるときには、最初から写真を撮るのをやめて欲しい保護者がいること、DV被害から逃げてきている保護者もいる場合があることを伝え、なぜ掲載してはいけないかを伝えていくとよかったと感じた。